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首都ニコシアと壁を超えて北キプロスへ!キプロス2日目ー欧州中東放浪記ー

2023/11/23 晴れ

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

本日からは地中海のトルコとエジプトの真ん中に浮かぶキプロス編です。

今日はニコシアを経由してパフォスに行く予定になっております。そんなに大きくない島だからニコシアまで行けばパフォスまでは行けるでしょう。

昨日からよくなかった体調は一晩寝たらすっかり!回復!!

なんて事はいつも通りなく、朝から熱っぽいようなそうじゃないような微妙な所です。

でも、あの囚人部屋みたいな宿で時差2時間。しかもシーツしかないって言う環境を考えると寝た方なんではないかと思います。

朝から昨日買っておいたパンを食べて、朝のラルナカを軽く観光。

一昨日の極寒のアンカラ、灼熱のアブダビに比べるとなんて楽な気候なんだと言わざるを得ません。

非常に暖かくて心地がいい。今が11月末だと考えても素晴らしいとしか言えません。

海沿いのビーチも最高。

そして昨日は暗くて気がつきませんでしたが、この国普通に左側通行みたいです。

コンセントといいイギリスの呪縛ここに極まれりって感じです。

この位置の島で左側通行なんてマルタ以上にめんどくさそう。まぁ逆にスエズ近所だから日本車を持って来やすいのかもしれませんけどね。

海外沿いのビーチを散歩して要塞と聖ラザロ教会を見学。

聖ラザロ教会は地下にお墓あって聖人も大変だと改めて感じました。

で、ニコシア行きのバスを見たら8:45発とのことなのでバス停で待って8:30ぐらいから乗り込み。

ニコシアまで4€で現金で払いましたが、普通にこれあのカード使えば良かったよなと。10€も入っているんだから。

そしてヨーロッパもしばらく離れている間にすっかりクリスマスモード。こんな辺境付近ですらクリスマスモードだと思うといかにクリスマスが大切な風習であるか分かります。

9:50 ニコシアバス停到着。薬のせいで眠くて仕方ありません。

とりあえず北キプロスへ行ってこようと街の中に入ってちょっと歩いたらクロスポイントに到着。

互いのパスコンでパスポート確認して無事北キプロス入国。

北キプロスはトルコぐらいしか国家として認めてないので、キプロスのトルコ人地区って言うのが我々日本人からすると正しいのでしょう。

しかしその実態は全然別物。まず壁越えた瞬間に思うボロいって感じ。

明らかに街がボロボロ。ボスニアとかあの辺りが近いのですけど、とにかく街が南キプロス側と違ってちゃんと整備されてないのが分かります。

そして、売ってるものはトルコでよく見た物で明らかに南側とは全て違います。

トルコ菓子の店もありましたし、チャイこそ飲んでないし、シミットも売ってないけどこれはトルコ!
ってしか言えません。

国境の街ですらこれなんて郊外行ったらどうなるんだって思いますが、今回は街ぐらいに留めておきます。

いつの日かトルコから入ってトルコに出たいと思います。


あの甘ったるいチュロスが20リラで売っていたので購入。20リラなんてめちゃくちゃたけぇ。でも、僕も余ったリラを処理しないと行けないので仕方ありません。

後5リラも余ってますが、流石に5リラで売ってるものはないかとお土産にすることにしました。

そしてクロスポイントの近くにあるモスク見に行ったら絶賛工事中。ざつ旅すぎる。

仕方ないのでクロスポイント近くの店がたくさんある場所を見て回りました。

1時間ぐらい歩いて疲れたのでクロスポイントを超えて南キプロスに戻ります。

とりあえず地球の歩き方に書いてある壁の近くにある門を目指して歩きますが、なかなか遠かった。

道そのものがこの手の街にありがちな入り組んだ構造の上に工事までしていて遠い。

途中で聖ヨハネ教会や博物館などを見た後、ようやく門到着。

行けるかと思ったけど、普段より疲れやすくなっている気がします。

やはり体調が良くない模様。

門っていうか建物の中見たらなんか入っては行けなそうな感じがした。っていうか生活の匂いがして嫌な予感がしたので撤収。

壁沿いを歩いておっさんたちがまたボードゲームやっているいつもの感じの店があったので休憩としてキプロスコーヒーなるものを1.2€で購入。


コーヒー一杯1.2€ならかなり安いのですが、日本円にすると200円な訳ですよ。

ユーロがいかに高いか改めて実感します。

ついでに目の前でテレビの取材かなんかやっていてこういうのはそういや初めてだなーと眺めてました。

残念ながら日本人観光客な回答はは求めてないようで取材してもらえませんでしたが…

コーヒー飲んだ後、旧市街地中心に戻って昼ご飯のパン買ったら見た目より遥かに多くてちょっと食べるのに苦労したりしつつ、壁を回って外へ。

この向こう側が北キプロスなんだから越えようと思えば超えれそうではあります。

その後二人もバス停の場所を聞かれて、観光客の僕が知ってる訳ないだろうと思いつつ、地図見せてこれでいけるんでは?って言っておきました。

地図見ればすぐ分かるのにあの人達は地図持ってないんでしょうか。

とにかく博物館方面に行って博物館へ。

なんとこの博物館、無料でした!!

博物館無料なんて気前のいい国です。まぁ博物館そのものが教育へのアクセスと、裏目的のナショナリティの強化を目的にしている以上大体は安いもんなんですけどね。

途上国がおかしいっていうかそんなことやってるから未だに途上国なんですよ。

フィリピンなんてそこを理解して無料にしてましたしね。

で、中身は太古の昔からキプロスには人が住んでいて様々な独自文化を持っていたけど、ギリシャ、ローマに征服されてしまった。
と、いうお決まりの内容でしたが、その前段階の独自の文化が凄かった。

本当に見たことないような土器と青銅器ばっかりで、なんやこの島って思うほどのレベルでした。

島文化って本当に独自に発展するから面白いですよね。

特に埴輪みたいな像がずらっと並んでいるのは圧巻でしたので、もし時間余ったら行ってみるといいと思います。

14:30にちょっと早いけどバス停へ。
15:00にパフォス行きのバスがあるって書いてあるのでそれを待ちます。

14:54 パフォス行きのバスが来たので乗り込み。7€だったので今回はせっかく買ったカードを使って乗り込み。残り1.2€なのでもう使えない。またチャージしないと行けません。

15:00バス発車。全然進まないなーとか思っていたら気がついたら海沿いを走ってました。

完全に意識飛んでましたよ。
これはまずい。思ったよりもちょっとダメージが乗っている感じがあります。

とにかくすでに16:00で夕焼けの中バスは海沿いの道を走っていきます。

太陽の位置からするにこの国は朝それなりに早い代わりに夜早い国なのかもしれません。

16:15ぐらいでほぼ日没。黄昏時の景色が美しいのはいいのですが、これは下手すると暗くなってから宿着の可能性あります。

そして17:20ぐらいバス停到着。予想通りもう真っ暗。宿まではそんなに遠くないはずなので歩いて行って、洗濯して久々にキッチンついていたから自炊。

ちょっとでも栄養あるもの食べて薬飲んで寝る。自分を信じる以外解決方法もありません

とにかく明日にはちょっとはマシになっていることを祈ります。なんと言っても明日アブダビ空港泊ですからね…

今回はここまで。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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冒険者の夜舞でした。

日々勉強!無知の知を自覚する毎日です。世界には知らない事が多すぎる。 スキ、フォロー、シェアして頂けると励みになります。