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分断の地モスタルへ!ボスニア・ヘルツェゴヴィナ3日目ー欧州放浪記ー

2023/10/18 霧後晴れ後曇り

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

今回はサラエボを後にして西にあるボスニア側の中心都市モスタルへと歩みを進めようと思っています。

できれば9:00のバスに乗りたいという事で、7:00に起きてご飯食べてしばらく過ごした後バスでターミナル近くまで言ってチケットを購入。26マルクでうーん、国の規模の割にはお高い。

電車だと14マルクなのでかなり高い印象です。

しかし、電車はあまりに早いか遅いかのどちらかしかなかった以上仕方ありません。

曇ってるかと思ったら霧で道理で寒いと思いました。

肌を指すような寒さの中、バスが来るのを今か今かと待ちます。

今日はお昼ご飯作って来てないので、お昼までに着いてくれる事を祈るのみですね。

8:55 バス到着。思ったより時間通りに来てくれて嬉しい限りです。

バスの座席は書いてあるけど、どこにも番号が見つからないから適当に座っていいって事だろうと判断して、適当に座って発車を待ちます。

9:04 バス発車。発車と同時にチケット回収されました。2時間30分と聞いているから午前中には着くはず。

残念ながら霧が濃く、車中の景色は期待できそうにありませんが。

そしてこのバスもターミナルからわざわざ乗らなくてもルート上のバス停で手を上げれば止まってくれるいつものパターンみたいです。

これルート把握できるなら楽なんですけど、現地民以外はそのルートがよく分からないのが困りもの。

ベリーズやパラグアイみたいに道がこれしかないんだから、ここで待ってると確実に来るって分かってないとやっぱり怖い物がありますよね。

9:40 隣町のハジチ到着。ここもモスクの反対側に教会があって面白い。時間があったら寄ってみたい街です。

そしてハジチを出たらすぐにまた森の中の道へ戻ります。この国森率が本当に高くて森の中の民って表現が的確な感じの国ですね。

それに至る所で煙突から煙も登っているから古くからの暮らしを大切にしているとも言えますし、単純に経済発展が遅れているとも言えます。

バスは更に進んでいく訳ですが、更に霧が深くなって完全に濃霧状態で視界ほぼゼロ。
山間部の恐ろしさです。気がついたら標高850m付近になってましたしね。

そしてトンネルを越えたらすっかり快晴。本当に日本そっくりだなって思わずにはいられない気候と景色です。

山道を走った後、10:20 コニーツの街に到着。いきなり田舎の山道からちょっと都会になるのは驚きます。

街のそばを流れる川の透明度がバスから見ても分かるほど高い。

そして川沿いの湖畔の風景はなかなか風光明媚で目を楽しませてくれます。

11:00 ヤブラニツァのターミナル到着。ずっと山と湖畔の道で走っていて楽しい道でしたし、自分のバイクで走ったらさぞ気持ちがいい道なんだろうなと。

大体12:00モスタル到着。明日か明後日のバスを探して聞いてみたらバニャルカ行きは国内ではなくて国際線であるという事を教えてもらって国際線の店に。

聞いたら6:45と、13:30にあるとの事。

うーん、どちらも微妙な時間なだけに迷います。

とりあえず後で考えることにして一度荷物を置きに宿へ。

宿に到着後、受付に人がいないって騒動はありつつもチェックイン。

散歩がてら、街を見つつ明日のバスチケットを押さえておくことにして店に行き、朝6:45のバスを購入。

久々に5:30起きで嫌になりますが、仕方ありません。

歩きながら新市街地の方を歩いて内乱で色々あったけど、それでもこうして発展しているのは本当に素晴らしいと月並みな事を思いながら川沿いに帰って来ました。

川の水の透明度の高さが本当に素晴らしく、市街地を抜きにしても非常に美しい場所です。

標高もほぼ0mなので気候も温暖。ここに人が住み始めたのも納得と思います。

所々に銃撃の跡ありますから、戦争は遠い昔の話ではないと教えてくれるのですが、周りの新しい家を見るに、撤去して新しいの建てたら?って思わなくもありません。

土地所有者が亡くなってそのままっていう日本でお馴染みのパターンなのかもしれませんけどね。

いよいよ観光客がたくさんいる旧市街地の橋付近を見て回ります。
この橋も内乱時に破壊されてしまったのを復元したものらしいですし、平和が一番だなと。

昨日洗い損ねた洗濯物を干しておく必要があるって事で早めに宿に帰って洗ったら、あんなに晴れていたのに曇り空。

ここもやっぱり気候変動の激しい所なのかもしれません。

出かけようかと思いましたけど、困りますなー

多分降らないだろうと丘の上にあるでかい教会に行ってみたらどうも入れない模様。
丘の上を適当に散策した後、川沿いに戻ってスーパーで買い物して帰ってきました。

今回はここまで。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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冒険者の夜舞でした。


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