気持ちのいい季節。

東北には、「芋煮会」という行事がある。

芋煮会（いもにかい）とは、日本の主に青森県を除く東北地方各地で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。バーベキューと併行して行われることが多い。
(Wikipediaより)

夏に「バーベキューしよう！」となるように、この季節になると「芋煮会しよう！」というような遊びの誘い方になる。

夏に比べて、涼しくて外で過ごすのがとても気持ちがいい。
お酒も緩くなりにくいのもありがたい。
食材も傷みにくいので、クーラーボックスなどを気にする必要もない。

川に入るのがすこし寒いのと、入った後に完全に体が冷えるのでそこだけが心配。

そんな行事が生まれながらにあったからか、この時期に外で過ごすことがとてもすき。
気候も穏やかだからか、気持ちもなんとなく穏やか。

東北の夏、秋はとても短い。
あっという間に冬がやってくる。

長い冬が終わるころ、わたしはまた日本を離れるんだって思うとどきどきする。

今はまだ想像できないことも多くて、実感がないことばかり。
だけどきっと、人生って本来そういうものなんだ。

「絶対」はなくて、「絶対がない」ということだけしかわからない。

さて、今この瞬間を味わおう。