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中座のエスコートに義母を指名した新婦

 結婚披露宴ではお色直しがつきものですね。ウエディングドレスからカラードレスに衣装チェンジする、アレです。1〜2回が相場でしょうか。中には和装も含めて3回以上!という地方もありますが、少なくなってきました。
 お色直しのため、高砂を離れることを「中座」と言います。その際、主役を一人で歩かせるわけには行きませんから、エスコート役が必要になりますね。昔は「仲人」「媒酌人」がその役目を担っていましたが、最近は立てるカップルなんてすっかり目にしなくなりました。そこで、現代では新郎新婦が「この人にエスコートしてほしい!」と、列席ゲストを指名するようになったのです。新婦はだいたい兄弟・姉妹、祖父母、親友あたりが多い印象。新郎は兄弟・姉妹、実母、親友あたりでしょうか。

 そんな中、このエスコート役にお姑さんを指名した新婦がいました。打ち合わせでそう聞いたときは自分の耳を疑った私。「義理のお母様にエスコートを…素敵ですね」と言葉を紡いでいると、新婦は一言。「私と義母が仲良くすると、主人が喜ぶんです…」

 結婚式は花嫁のモノ!とよく言われますが、なるほどそういう気遣いをする方もいるのね…と衝撃でした。

 サプライズで進行されることが多い中座のエスコート役。誰にするか?今後の家庭円満の為に今一度考え直しても良いかもしれません…

次回予告
『披露宴で主賓が泥酔後→(自主規制)』
お楽しみに

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