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地方公務員が外資系コンサルに転職して良かったこと・悪かったこと

転職が当たり前の時代と言われても、
「転職先の会社で上手くやっていけるのか?」
という不安は誰でも抱えているのではないでしょうか。

特に私のように、異業種・未経験の仕事に転職するような場合には、
特にそういった不安は大きくなると思います。

そこで、転職して約半年が経った今時点で、
転職して「良かったこと」「悪かったこと」をそれぞれ2つずつ書いていきたいと思います。

あくまでも1つの事例ですので、参考までにとどめていただければと思います。



良かったこと

まずは良かったことから。

1つ目は、自信が持てるようになったことです。

公務員として働いていた時は、その組織のなかで評価されることはあっても、
社会全体における1個人として、どのように評価されるか、
という点は知ることはできませんでした。

それが転職後の環境で働き、給料をもらうことを通して、
1つの組織ではなく、社会からきちんと評価されているんだということを実感できました。

それが自分にとって大きな自信に繋がりました。

もちろん、能力も経験もまだまだですが、
今現在の自分を社会が求めているということを実感できることは、自分にとっては大きな財産だと感じています。

また、これまでの人生を振り返ると、
周りが行くから大学に入って、周りに合わせて就職活動をして、
と歩んできたわけですが、
この転職については、自らの意思で人生を選択することができたため、
それも私の大きな自信となりました。


2つ目は、自分の強み・弱みを深く知ることができたことです。

当たり前ですが、転職して環境が変わると、
これまで当たり前だったことがそうじゃなくなります。

それは働き方や仕事の内容もそうなのですが、
そこにいる人のタイプも大きく異なります。

地方公務員の場合だと、大半が大卒から入社して、ずっと働いている方が多いこともあって、
部署によって違いはあれど、身につくスキルや経験は似ています。
(このこと自体も転職したから気付くことができた。)

しかし、そのスキルや経験は他の会社では特別なものになります。
自分の家族の常識が他の家族の常識と違うのと同じようなものです。

その結果、転職後の職場の方々と仕事をしていると、

「え、こんなことできるの?」「なんでこんなこと知っているの?」
と言われることがあります。

私からすると、「え、当たり前なんだけど。」といったようなことでも
貴重がられることは往々にしてあります。

一方で、その反対もあって、
自分だけが劣っているスキルやできないことというのも浮き彫りになってしまいます。


こんなふうに、自分との違いが目に見えてわかる環境に身を置くことで、
自分の強み・弱みをかなり深く理解することができるようになりました。

特に強みに関しては、自分では当たり前だと思っていたことだったがゆえに、気付きにくかったので、いい経験だなと実感しています。



悪かったこと

悪かったことの1つ目は、身体的・精神的に不安定になることです。

これは大小の違いはあれど、転職する人には避けられないことです。

1日の活動時間のほとんどを使う仕事の環境を変えるわけですから、
身体や精神にストレスがかかることは避けられません。

入社後は、新しい人間関係が始まりますし、
慣れないオフィスで新しいことを覚える日々が続きます。

転職後は、雲をつかむような日々を過ごしていたなと感じます。

また、転職をする際に、辞める会社への報告、家族への説明等、
気を使う機会も多くなります。

幸い私はストレスを上手く対処できる方ではあるのですが、
それでも環境の変化によって体調を崩さないように、
転職後は普段より早めに寝たり、リラックスしたりできるよう心がけていました。


悪かったこと2つ目は、時間・お金がかかることです。

これも当たり前の話ではありますが、
新しい会社で働くために、必要なものを準備したり、
住む場所を変えなければいけなかったりすることもあります。

私の場合だと、在宅勤務もできる会社に転職をしたので、
家でも仕事ができるようにモニターやデスクを購入しました。

また、転職に際して、書類の手続きなどの種々の雑務に時間が必要でした。
引っ越しをするような場合だと、その分お金や手続きの時間がかかってしまいます。


まとめ

当たり前のことしか書いていないですが、転職して良かったこと・悪かったことを書きました。

良かったことで書いた、自分の強み・弱みを知ることができたことは
今の仕事をするうえでも大きな財産となっていますし、
これからのキャリアを築いていくヒントにもなっています。

そして、今回自分の転職を振り返って感じたことは、

「公務員は民間企業では通用しない」と決めつけて、
転職をあきらめている方に、
ぜひとも転職活動してほしい!

ということです。

公務員というだけで、民間企業で役に立たないと断言することはできません。
また、公務員というだけで、私と他の公務員の方が同じ強みがあるわけでもありません。

公務員であろうがなかろうが、
あなたにはあなたの強みがあり、それを評価してもらえる環境は必ずあります。

もし、環境を変えてステップアップする勇気がある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


私が転職して半年たった今、
転職して良かったか?と聞かれると
自信を持って転職して良かったと言えます。

今回はあっさりした内容になりましたが、
転職後に学んだことやキャリアの考え方をまた記事にしたいと思います。

それではまた!


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