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2万3千円のプリペイドカードを購入して来たら、目当ての仏像が売切れだった…

 まるで悪いジョークか嫌がらせではないかと思いました。ここ数ヵ月ずっとアマゾンの欲しい物リストに入れてあり、それほど爆売れするようなものではなかったはずなのに、ふと覚悟ができてお金を用意して注文しようと思ったら、欲しい物がことごとく売切れでした…

仏像 普賢菩薩 15cm (古美青銅) 仏師:牧田秀雲 原型(辰・巳年生まれ)

 自分の干支(辰年)を守護する仏像「普賢菩薩」が欲しかったのです。とくに今回買いたいと思っていたのは金属製の仏像で、中でも「古美青銅」という彩色の物。きちんとした造形師の名前のある商品。恐らくですが、このシリーズにはニセモノがあります。それも同じアマゾンで売っています。輸入商で扱っている全く同じ姿形の仏像でこれより少し安い物は、たぶん中国製のコピー商品です。画像はソックリなのに全体的に粗さが目立ちます。
 本物は「伊瑳美團十郎」というブランドです。通販商品を購入する際はこういった様々な視点に注意して買うことが重要です。
 上記の書き込みは間違っているような気がするのでやめます。正しくは、銀雅堂 Ginga do - 高岡市。こちらが製造元みたいです。安く売っている業者は何が違うのか正確には分かりません。

 あるいは欲しい物によっては、あえて安い中国製品を買うこともあります。別に質にとくにこだわらず価格をできるだけ抑えたいような物は激安の中国製を選びます。例えば電線(ケーブル)類など。

 話が脇道にそれました。電子マネーを用意してアマゾンに登録し終えてから商品を確認しに行ったら、自分の欲しい守護仏が全部売れてしまっていたのです。もう現金は換えてしまったし、欲しい物は再入荷の予定は立っていないと書いてありました。この状況は自分に何をしろと言っているのだろうかと考えました。
 すでに現金は電子マネー化してしまったのだから、極論は買うしかないわけです。ではどんな意味付けで買うことが今の自分にとって相応しいのか。

仏像 阿弥陀如来 15cm (古美青銅) 仏師:牧田秀雲 原型(戌・亥年生まれ)

 もう一つ買うかどうか迷っていたのは、ウチが信仰する浄土宗の阿弥陀如来様です。これも同じブランドの金属製の仏像で、とても気に入っているのですが、変な話、座敷の仏壇には既に金色の阿弥陀如来様がいるのです。
 こちらは自分の観賞用ではあるものの、重複する偶像を同じ家の中に置くのもどうかという気持ちがあって悩んでいました。

仏像 虚空蔵菩薩 15cm (古美青銅) 仏師:牧田秀雲 原型(丑・寅年生まれ)

 最終的に出した結論は、父親の干支(寅年)を守護する仏像「虚空蔵菩薩」の購入。自分が欲しかった「普賢菩薩」は象さんの上に乗っかっているところが魅力だったのですが、「虚空蔵菩薩」は顔と手のポージングが「普賢菩薩」より良いと思いました。
 これは好みにもよるでしょうが、このシリーズの中でも顔の造作はとくに良く見えました。実物も同じ印象であることを祈りたいです。
 価格は税込み・送料込み¥21,780でした。本記事で紹介したものは3体とも同じ値段。これが年末年始の頃には1万7千円台でした。サービス期間だったのでしょうね。まあでもあの時決めなくて良かったとは思います。

 商品が届いたらまた報告したいと思います。


<(ↀωↀ)> May the Force be with you.