★★★★☆ エターナル・サンシャイン(2004年・米)主演:ジム・キャリー

画像1 『エターナル・サンシャイン』(原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind)は、2004年公開のアメリカ映画。ミシェル・ゴンドリー監督。人気脚本家チャーリー・カウフマンがプロデューサーおよび脚本家で参加している。「記憶除去手術」を受けた男女を主人公として、記憶と恋愛を扱った作品。原題は、劇中でメアリーが暗唱するアレキサンダー・ポープの詩にちなむ。
画像2 【あらすじ】もうすぐヴァレンタインという季節。平凡な男ジョエルは、恋人クレメンタイン(クレム)と喧嘩をしてしまう。何とか仲直りしようとプレゼントを買って彼女の働く本屋に行くが、クレムは彼を知らないかのように扱い、目の前でほかの男といちゃつく始末。ジョエルはひどいショックを受ける。やがて彼はクレムが記憶を消す手術を受けたことを知る。苦しんだ末、ジョエルもクレムの記憶を消し去る手術を受けることを決心。手術を受けながら、ジョエルはクレムとの思い出をさまよい、やがて無意識下で手術に抵抗し始める。
画像3 他人の恋愛を客観的に観ていると、それぞれの気持ちが手に取るように分かるのに、自分が恋愛の当事者になると相手の気持ちが分からなくなる。人間というのは面白いものだな。これが最初から分かるようになれば、くっついたり離れたりという無駄なことをしないで済むのにね。この映画を観ていたら、そんなことを考えました。
画像4 2004年の映画なので20年ぶりでしたが、やっぱり良い映画でした。もしかすると、沢山観たジム・キャリーの映画の中で一番好きかも知れません。ただしいつもの変顔とギャグはほぼゼロです。
画像5 キルスティン・ダンストって意外と幅広い方向性の映画に出て来るので驚きます。彼女の出演作は秀作が多いような気がします。一番驚いたのは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』。気づくとビックリします。
画像6 この作品の面白い逸話は、トム・クルーズのキャスティングが気に入らず怒っていた原作者が出来上がった映画を観て感動し、謝罪広告を出したということ。
画像7 基本的にラブストーリーは好きじゃないですが、『エターナル・サンシャイン』はいくつか例外がある中の1本です。そういえば似たようなファンタジーで、アシュトン・カッチャー主演の『バタフライ・エフェクト』というラブストーリーも大好きな映画です。この二本は圧倒的にお薦めです。ちなみに、忘れていましたが『エターナル・サンシャイン』の方はハッピーエンドでした。もう一方は切ないエンド。

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