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知らない町へ行く

東京らへんに移動中。

5:00前に起きて、早めに身支度をし、荷物をまとめる。

冷蔵庫の中をスッキリさせたり、ゴミをまとめたり。

100リットルのケースにものを次々としまい込んでいく。

部屋がどんどん広くなっていくようだ。

玄関の前にケースを置いて、部屋を眺めてみる。

必要なものってあんまりないんだな、と思う。
けど、残ったものは大切なものだ、とも。

タクシーの運転手のNさんには感謝だ。

60〜70代の男性の方にみえた。

とても気さくに話しかけてくれた。
知らない町へ移動するためか、緊張してた心が和らいだ。

仙台駅に着くと、待ち合わせていた先輩のAさんと合流する。

黒いハットと、大きめのレンズの黒いサングラスをかけていた。

Aさんはクセがあるから。
と、さまざまな方面から情報が入ってきていたためか、心の準備はできていた。

目を合わせようにもレンズが黒すぎて、Aさんの目がどこにあるかわからない。

仕方ないから、レンズ全体を勝手に目にして捉えることにした。

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大宮を通り過ぎた。

今日からぼくは、川崎に入る。


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