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龍を癒やし繋ぐ旅22

さて、車に乗り込みGPSで場所を確認。
5分くらい走らせればそれはある。

とりあえずGPSのおっしゃるように
進んで行く。山の方へと進んで行き
昔話に出てきそうな古き良き日本の風景に癒やされる。


この日本行きを決めたとき宿から歩いて行ける距離だったので雪が降っていない限り古宮まで歩いていくつもりだった。


本当に無知とは恐ろしい。苦笑
5分と言えどもかなり車を走らせており、
結構遠かったのでこれが宿からならどれだけの距離だったか。。。


「車でこれて良かった〜。。。」

と心の底から思ったのだ。

さて、

「この辺みたい、でも本当にここ?」とAさんが言った。

そして停まったのは山道の何もない所。
周りを見ると下に降りられる非常階段のような物がある。

「あの下かな〜?ちょっとさ〜
どうなってるか見てきてくれへん?」

となり、私が行く。上から見ても全くそんな感じがしないが、神社の裏口かもしれないし、と思い階段を下って行った。

木や雑草が生い茂り日が出てきて早朝の心地良さはあるものの
特に神社のような雰囲気はない。

とりあえず一通り確認をすませて
車に戻った私は

「ちょっと違うっぽいよ」

と伝える。

ほんのちょっとだが、
これ、”辿り着けるのか?”と疑心が出てきた私は、”いかんいかん、集中集中”と自分に言い聞かせていた。

私が外へ確認にいっている間、車中ではAさんとMさんがGPSを拡大して地図を確認していたようだ。

「ちょっとさ、この反対側にも道があるねん、だからこのまま進んでぐるっと回ってこの道に行ってみてええ?」

何と頼りになるイケメン精神。

「うん、行ってみよう!」

こんな宝探しのような旅は本当に楽しい。
とにかく私達は進んで行ってみる事にした。

したまで下りると田園が広がり、田舎特有の細い道になっていく。

すっかり朝日も顔を出し
太陽が背に鳴る方角へ車を走らせいたのも
まるでアマテラスが後ろから後押しをしてくれているかのようにも思え、
何だか黄金道を走っている気分で楽しい。

しかし、やはりこんな所に神社なんてあるのだろうか?と思うような風景だ。

実は古宮の外観を私はしらない。
なぜなら友人の写真をみてここだと思ったが、私が辿りつけた詳しい情報がのっているウェブサイトが1件。そこには友人の写真で見た祠と同じ祠の写真しかのっていなかったからだ。

その上、古宮は東北本宮小室神社境内又は隣接されていると思っていたのでこのような感じで探す事になるとも思っていなかった。

GPSを片手に
どうなの?どうなの?と五感をフルに使いながら進んで行く。

すると左手の方に道が少し広くなっている所があり、その向かい側に何かあるのを発見。とりあえず、そこに駐車して誰かの敷地にも思えるような感じだったか行ってみる事に。

これは本当にわからない。


するとそこには小さな神社が右に左に

南朝と書いてある。
秦の字もある。


興味深い石碑も

何やらそれっぽい雰囲気が出てきた。
これはもうここしかないでしょうという確信が濃くなっていき前方を歩いて行くと、


奥の木と木を柱に鳥居となっている所が見えた。先ずはわたしが1人で確認する為に近づいていく。七五三縄を慎重にくぐると

七五三縄と紙垂が見える。素敵だ!


そこには
写真で見た場所と祠があった!!!!

古宮:自然と同化していて素敵な場所だ。
自然と古代の息吹を感じる。

”やった!ここだ!”

少し興奮気味に鳥肌を立たせながら
女子達へマルのサイン!


非常階段があった所あたりと伺える。
始めにたどり着いたのはこの古宮の真裏だったのだ。

良かった!ここで正解!
あった!

と伝えるとみんなで中に入り
手前の2社を奉拝しながら朝日を浴びる。

エネルギーを堪能すると
いよいよ
古宮へと入っていく事ができた。




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