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初心に還る

こんにちは、そしてこんばんわ。

実はここ2年くらい写真撮るのが億劫になっていました。自分は凄い写真とか撮ってる人じゃないので、スランプとは言えない。

単純に面白くなくなってた、ということ。カメラ買った当初は撮影が面白くて、目につくものは何でも撮ってた。

何故だろう?
何時からだろう?

その答えは、SNSだった。
「開くたびにバエててエモい画像が溢れてるヤツ。自分の写真が陳腐にみえてくるという、この毒にやられちまったようだ。これはジワジワと身体を侵す、恐ろしヤツ。」

と、まあこんな具合に結論が出たので、〇〇gramはアカウント削除して、これで50%スッキリ。なんかホッとした。でも、またいつか始めるかも。

そして残りの50%を開放してくれる本を読んだ。
写真家・幡野広志さんの本。ここnoteも書いてる。最新刊の緑のカバーの本。彼の本を読むのは2冊目になるのだが、言葉がとても上手い。

もっと早く出会えていたらなぁと思える本。写真を撮ることの本質を捉えている本。これから趣味で写真始める人は読んだほうがいい。

第一章なんか、自分が感じ考えていたことと、ほぼ同じようなことが書いてあって嬉しかった。読み進めるごとに心が凄く楽になっていく。Xもフォローしてるので、自分と同じような人が沢山いることも分かったし、なんといっても写真始めた頃のウキウキ感が戻って、初心に還れたのが良かった。


水滴二つ。小さな芽は来春を待つ。

見たものをあーだこーだ考えながら楽しく撮るスタイルだったのに、いつのまにか「上手くならなければ・・・」って気負ってたんだな。勿論、写真上手い人への嫉妬もあったけれども、どうでもよくなった。齢50過ぎてるし、そんな歳で嫉妬に狂うなんざ、救いがたき人間になるところだった。

幡野さんのオススメ映画も観た。映像の美しさを見るつもりがストーリーが気になった(笑)。タイタニックでのイメージしかなかったけど、ディカプリオ、人間臭く泥臭い良い演技してた。それはともかく、彼(幡野さん)のWSも参加してみたいけど、参加条件のノートパソコンを持っていなかったのだった。

今は撮ってなくても写真が楽しいと本当に感じている。写真のこと考えたり調べたり、興味は尽きない。あとは撮りに出るだけ!

最後まで読んでくださり感謝です!

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