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Airbnbのこと③(個人情報を管理して身を守ろう)

特に法律的な知識や不動産の知識がない人が安易にAirbnbを始めると、こうした「Airbnb潰し」に遭うということが良く分かっていただけたように思います。

では、そもそも法律的に”民泊”は可能なのか、また可能だとして同業者潰しに遭わないために、どうしたらいいのだろうかを考えてみる。

【ケーススタディ】「ホストが住んでいる物件で、賃貸アパート、余った部屋がある場合」

私の場合、自分が住んでいるアパートの一室を貸していました。お金を取っていたので、これは「旅館業」のうち「簡易宿所営業」に当てはまります。保健所から「旅館業法許可」を得る必要があったわけです。

私の場合、自宅近くの写真をサイトに掲載してしまっていたので、通報者がすぐに私の家を特定でき、保健所へ通報したのでしょう。(保健所からは、「Airbnbのサイトを見て、あなたの家まで行った。その時に留守だったので、アパートに書いてある不動産屋に連絡をしまいた。」と言われました。)

……まず、こうした法律的な知識を知らずに準備を進めていた自分を反省しなければなりません。しかし一方で、Airbnbを始める際に、Airbnbからこうした説明があってしかるべきではないかと思いました。

よくよく調べてみると、この法規制というのは今まさに議論されている問題で、個人が「じゃあ、こうこうだから営業許可をください」と言って、営業許可を得て、何も問題なく始められるわけでもないようです。仮に営業許可があったとしても、不動産屋との契約内容に「転貸」に関する条項があれば、法律的にクリアだったとしても、不動産屋さんとトラブルになってしまいます。

つまり、一人暮らしの人間が、ちょっとした小遣い稼ぎにAirbnbを始めるのは、現行では無理! ということになってしまいます。

だから、法律的・慣行上、限りなくブラックなグレーである「ちょっとした小遣い稼ぎのためのAirbnb」をしている人は、家や部屋が特定されないように、個人情報を管理すること。そして、予約が確定した人にのみ、住所や写真などを伝えるように、しっかりと情報を管理する必要があります。

……でもそれって、本当にAirbnbの望むことなのでしょうか? そして、バックパッカーをしたことがある人なら誰でも思うはず。宿泊先の法規制って、本当に旅行客にとって良い法律なのだろうか、と。

あるべき、”これからの民泊”は、どのようなものでしょうか? (④へ続く

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・ヒキコモリズム「Airbnbの民泊が法律的にグレーなビジネス?Airbnbのメリットデメリットを考えてみた」

http://www.inoueyuuki.com/entry/airbnb

・Share! Share! Share! 「「実際のところ、Airbnbって法律的にどうなの?」ホームシェア“民泊”の課題と規制緩和(前編) – 弁護士岡本杏莉のシェアにまつわる法律相談所」

https://share.jp/column/sharingeconomy_law/homeshare_vol01/

・Gozal「Airbnbは法律的に許容される存在になれるのか|現行法に違反する可能性と今後の法規制」

https://gozal.cc/media/detail?id=405

・Airstair「【速報】Airbnb等の民泊は「簡易宿所」として営業許可を義務付けへ」

http://airstair.jp/airbnb_licences/

・七ツ葉合同事務所「民泊の問題点とその違法性(民泊は旅館業法に反するのか)」

http://nanatsuba.biz/post-1602/

・七ツ葉合同事務所「2016年までの民泊と旅館業法の規制緩和まとめ」

http://nanatsuba.biz/post-2218/