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YOKOSAWA CAMPUS PROJECT

(2020年10月1日 追記)

sasatta.llc (合同会社sasatta)は、2019年6月に現役女子大生社長 (2020年3月卒業)、南條亜依のもと設立されたまちづくり会社で、岩手県の盛岡と花巻の中間に位置する小さな町、紫波町を拠点に活動しています。

現在私たちが取り組んでいるのは、紫波町にある空き家をリノベーションし、若者が挑戦し続ける場所を創るプロジェクト、名付けてYOKOSAWA CAMPUS PROJECT です。 おかげ様で、リノベーション費用の一部をクラウドファンディングにてご支援頂きました。ご支援頂きましたみなさま、本当にありがとうございました。クラウドファンディングに関しては、下記の記事を参照頂ければと思います。

今回のnoteではプロジェクトの概要を説明していきます。今までの説明ではリノベーション前ということもあり具体的に説明することが難しく、皆さんにもうまくイメージを持って頂くことも困難だったかと思います。少しづつですが工事も進んでいたので、今回改めて説明します。少しでも「あ〜、そういう場所なんだ〜」と思って頂けます嬉しいです。

ということで、説明に入る前にまずは岩手県紫波町の紹介をさせてください。

ー紫波町とは

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岩手県紫波町。盛岡市と花巻市の中間に位置する人口3万3000人の小さな町は近年「まちづくり」の文脈で話題になっています。人口減少に伴う税収の減少、少子高齢化に伴う社会保障費の増加などから財政状況が悪化していく中で地域活性化に悩む地方自治体は少なくありません。従来の公共事業のあり方が問われる今、補助金に頼らない公民連携のまちづくり「オガールプロジェクト」を掲げ、全国から注目を集めているのが紫波町です。日経BP社による調査によると、全国からの視察件数で「オガールプロジェクト」は三年連続で一位を獲得し名実ともに日本のまちづくりを牽引する存在となっています。
参照:https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/091800002/100200005/

ー紫波の抱える次の課題とは

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そんな紫波町に魅せられて近年、大学生を始めとした若者が訪れるようになりました。紫波町は役場がきっかけとなり学生のインターン等を積極的に受け入れてきました。南條亜依もそんな紫波町でインターンした大学生のうちの一人です。紫波町地域おこし協力隊の方の所でインターンをしていました。

②インターン(3)

( インターン期間 2018年2月1日から3月31日 )

紫波町に惹かれた若者達は、インターン終了後も紫波町に関わり続けるという傾向があります。新規プロジェクトの発案、休学して1年間移住等。しかし、インターンが終われば忙しい学生生活に追われてプロジェクトを発案しても途中で終わってしまう....。なんてもったいないんだ!!!そして学生の溜まり場がない...。安い宿泊場所がない...。と行った課題もありました。これまでは紫波の人たちが有志でプライベートの時間を割きながら寄り添う形でサポートをしていましたが、サポートの持続性を担保できないのではないかという懸念もあります。資金もコネも何もない若者の挑戦は長期的な周りのサポートなしには成功させることは非常に困難です。既に若者が沢山訪れている紫波町において、次の未来に繋いでいくための課題として継続していくことがあげられます。どうしたら継続して関わり続けられる環境を作ることができるのか....。

そこで南條亜依は考え、悩んだ末にsasatta.llcを設立、事業会社として若者の挑戦をサポートをする紫波と、紫波に関わった若者を繋ぎ、紫波で関わり続けることで学び、成長し、羽ばたけるような環境を作ることを決意しました。たまごを孵化させる場所。

南條がかつて紫波に背中を押してもらった体験を、今度は自分自身が背中を押す側として伝えたい。自分が高校生、大学生の時に欲しかった環境を作るためにsasatta.llcはできました。

そんな私達が展開する事業の第一弾がYOKOSAWA CAMPUS PROJECTです。紫波町日詰商店街の空き家である横沢さんのお宅をリノベーションし、若者が集い、学び、挑戦し続ける拠点を作るプロジェクトです。

ーYOKOSAWA CAMPUS 構想

このプロジェクトを進めるにあたり岩手県紫波郡紫波町日詰字東裏135-1にある木造2階建て空き家をリノベーションしています。

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YOKOSAWA という名前は空き家の大家さんである横沢さんより拝借致しました。

ー「挑戦」を「経験」に育てるキャンパス

YOKOSAWA CAMPUSはキャンパスです。下記のイメージ図を参考にキャンパスを想像して頂けるとありがたいです。ハード面で必要な物を考えた時に授業のようなイベント、自習室のようなコワーキングスペース、学食のようなカフェスペース、キャリアセンターのような進路相談ができる場所。そんなイメージを落とし込んだのがYOKOSAWA CAMPUSです。現在ハード面に関しては工事中です。もう少し時間をください。( 2020年10月1日現在 )

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紫波に関わった若者がそんなYOKOSAWA CAMPUSで学び、成長し、仲間を見つけられる場。そして、そんな学友と新しいことに挑戦できる場所。それが我々が考えるYOKOSAWA CAMPUS像です。そんな時間を過ごす中でYOKOSAWA CAMPUSはたまごと社会を繋ぐ役目になったら嬉しなと思っています。

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日々、沢山のキラキラしたたまご達に巡り会う機会を頂いています。建築家のたまご、デザイナーのたまご、お医者さんのたまご。 自分とは違うフィールドを駆け巡り、異なる世界観で生きているたまご達は、とても魅力的です。日々、出会うたまご達の殻にコツン!とヒビが入るくらいの成長ができる場所として YOKOSAWA CAMPUS は存在したいと思っています。そして、私自身もまだまだひよこになりたい思いだけは強い、温室でぬくぬく孵化中のたまごなので、ひよこになる日を夢みて共に成長できればと思っています。そんなたまご達のチャレンジが溢れたら素敵だなと思っています。

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ーたまごちゃんたちへ

YOKOSAWA CAMPUS を踏み潰して、使い倒して、「挑戦」を「経験」にするための通過点としてみんなに使って欲しいと思っています。やってみたいな〜という思いを大切にしてください。

ー最後に。

私たちはYOKOSAWA CAMPUS PROJECTで終わるつもりはありません。今後YOKOSAWA CAMPUSを軸として様々なプロジェクトを作ることで若者の挑戦の促進の他に商店街の活性化、空き家活用の促進、新規事業者のサポートなど紫波町の未来に繋がることに発展させていきたいと考えています。

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