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出会いは人を変える

我々の生きている世界は、一人で生きていくことは出来ず常に誰かと共存している社会である。

ベタな話だけれども、金八先生の「人という字は人と人が支え合ってできている」というのはまさにそうだと思う。
また、ジョージアのCMで「世界は誰かの仕事でできている」というのもこれに似るものだろう。

もちろん僕も今までの人生で多種多様な方々に出会ってきました。
大好きな人、大嫌いな人、それぞれいます。でも大好きな人にも、大嫌いな人にもどちらにも出会ってなければ今の自分はありません。そういう意味では出会った全ての人に感謝ですね。

なんか既に結論みたいな事を書いてしまいましたがまだ序論です…

上述の通り全ての人に対して出会えてよかったと思っていますが、今回ピックアップするのはウーマンラッシュアワーの村本さんです。

村本さんを知ったのは中学三年生の時に深夜に定期テストの勉強している時に何気なく聴いた深夜ラジオだったと記憶しています。

そこから彼の話術とパラダイスの奇想天外さに惚れて
高校生になって自分でお金を稼ぐようになると毎月道頓堀ザザハウスという場所にトークライブに足を運ぶようになりました。

しかしその頃は単にお笑いとして好きなだけでした。
ファンを抱いたとか、モデルに手を出そうとして断られたとかで笑いをとっていました。

しかし僕が高校生2年生になった頃から村本さんが政治的なネタを漫才に取り入れるようになりました。

当初は僕の中でも凄い"タブー"に足を踏み入れるなぁという印象はありました。

しかし村本さんが取っ付きにくい話題を、面白おかしく料理してくれたおかげで、苦手意識を持たず、すんなりと自分の体のなかに入っていきました。

僕としては色々な社会の問題を勉強している感覚はなくて、あくまで好きになった当初と変わらず、お笑いをみている。という感覚でいました。

村本さんのおかげで一般的に世間が毛嫌いする、"在日朝鮮人"、"原発"、"沖縄米軍基地問題"といった話題を
毛嫌いすることなく触れることが出来ました。

こういった類の話題は食べ物に例えると"ピーマン"のようなものです。
基本的にみんな嫌いだし、意識して食べようともしない。
特に食べなくても困らないし、他で栄養もとれる。
これが問題で、日本は平和ではなくて、平和なところしか見ない国、平和なところさえ見ていれば幸せな国。ということに繋がるわけですが。

しかし村本さんは、このピーマンを美味しく調理してくださいました。感謝しかありません。

もちろん村本さんの仰ることが全て正しいとは思っていません。
しかし、問題に対し、自分はどう思うのか。ということを考える機会をいつも提供してくれるのは、村本さんであります。

私が、将来貧困国の生活水準、教育水準を上げる活動をしたいと思うようになったのは、高校生の頃から村本さんを通じて様々な社会問題に触れたということが必ず影響していると思います。

人との出会いが趣味趣向を変え、目標を変え、行動を変え、人を変える。
そしてひとつ思うのは、全てのことが偶然起こったのではなくて、ある種必然だったのかなとも思ってしまいます。

出会いは偶然なのか、必然なのか、、、

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