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大統領就任式 1/20/21

大統領就任式 1/20/21

NYからあけましておめでとうございます。というか、2021年も既に一ヶ月が過ぎようとしていますね。1/6のトランプ支持者のクーデター未遂も記憶に新しいと思いますが、2021年のメインのイヴェントといえば、1月20日の大統領の就任式。この日のために、DC付近はセキュリティ体制が厳重強化され、NYのバーも、普段であれば就任式を見るために、大型テレビを設置するのですが、暴動が起こるかも、と躊躇していました(結果何も起こらなくて一安心)。アメリカに来て22年経つのですが、普段は仕事をしているので、就任式を見たことがなかったのですが、今年は幸か不幸か仕事がないので、平日の真昼間にやる就任式を見ることが出来ました。昼の12時きっかりに、知り合いのロフトに行くと、既にテレビにかじりつき、野次を飛ばしている友達。第46代新大統領ジョー・バイデンのスピーチが始まろうとしていました。10時頃から生放送は始まっていて、午後10時まで12時間にわたり就任式のイベントは続きました。長いです。今年はコロナ事情で、一般の人は就任式には入れず、その代わりに旗やモミュメントが並べられていました。トランプ前大統領の最後のスピーチから始まり(就任式には出席せず、そのままフロリダに経った)、レディ・ガガの国歌斉唱https://www.youtube.com/watch?v=0WsoTmiAXME
、ジェニファー・ロペスのアメリカを代表するフォークソングである「我が祖国」の熱唱(彼女は、そこにスペイン語でメッセージを語り、自分の曲let’s get loudを潜入。全身白の衣装は、女性参政権運動のシンボルを表しているのか)https://www.youtube.com/watch?v=9QEGv7REuXw
。そして新大統領ジョー・バイデンのスピーチ「米国の人々を一つにし、国を団結していくことに全霊を傾ける」、と団結をキーワードに語りましたhttps://www.youtube.com/watch?v=nqLsKfdS6gg。
一番注目を浴びたのは、詩人アマンダ・ゴーマン。黄色のプラダのコートが、眩しいほど印象的な、彼女はまだ22歳。堂々としたリーディングは、ロフトで見ていた私たちの目をクギ付けにしました。終わった後は、拍手喝采。彼女の将来は約束されたね、と。
https://www.youtube.com/watch?v=Wz4YuEvJ3y4


この辺の話は、ニュースなどで皆さんもチェック済みかと思いますが、大統領ジョー・バイデンが、最高裁長官の前で就任宣誓し「おめでとう大統領」と言われhttps://www.youtube.com/watch?v=hV0K82CxOqA
、アジア系初の副大統領になったカマラ・ハリスが、ヒスパニック系の祖先を持つ、初の女性最高裁判事の前で宣誓した時はhttps://www.youtube.com/watch?v=q7TCqVoIgwM
、移民である自分の中で、グッとくるものがありました。アメリカがこれで変わるのかな、と。一緒に見ていた、アメリカ人の友達は、ヤジを飛ばし続けていましたし。

式の後、celebrating americaという番組が続き、アメリカを代表する人たちの映像が映し出されていました。アメリカ人が大好きな、俳優のトム・ハンクスが司会で(ホワイトハウスの外からの中継で、とても寒そうでしたが)、ヴァーチャルで番組は構成されていました。エッセンシャル・ワーカー(病院、スーパーマーケット、ドライバー、学校の先生など)、マリアッチ、スポーツ選手。。。アメリカ中からの中継で(常夏のハワイからも)、人種も年齢も様々。この人たちがいて、アメリカという国は成り立っているんだな、としみじみし、間には、沢山のバンドが登場しました。ブルース・スプリングスティーンhttps://www.youtube.com/watch?v=fW_Vny_aXNM
、フー・ファイターズhttps://www.youtube.com/watch?v=T_bQ9nzt9Xo
デミ・ロヴァート(コロナで亡くなったビル・ウィザースのラブリーディのカバーで、沢山の人々がその歌を歌うシーンが潜入されていた)https://www.youtube.com/watch?v=J4n_jDe0JsQ
、ジョン・レジェンドhttps://www.youtube.com/watch?v=QDY55T-v4MM
、アント・クレモンスとジャスティン・ティバーレイクhttps://www.youtube.com/watch?v=4WITkm-FFKo
、ボン・ジョヴィhttps://www.youtube.com/watch?v=h2IGoEqneac
、ブラックプーマhttps://www.youtube.com/watch?v=Owc8NXQrvC4
、そして、最後にケイティ・ペリーが歌うファイア・ワークス。その名の通り、花火が、ホワイトハウスにこれでもか、というぐらいに打ち上げられ、それを見る大統領と副大統領の姿が、とても素敵でした。涙が出そうになったほどです。
https://www.youtube.com/watch?v=qNZ8XCobUUM
長い1日でしたが、沢山の人の笑顔が見れたし、なんだか新しいアメリカに希望が持てた1日でした。今年はいい事が沢山ありますように。


Yoko Sawai

1/25/21

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