地球の向こう側の誰かと共に生き、今日から一緒に暮らすこと。 vol.2

初めてnoteにレジデンス運営者の"個人の言葉"として書き出してみたvol.1から、なんと、2年が経ってしまいました。私の筆不精さが露呈したに過ぎないのですが、その2年の間でこのクリエイターレジデンス【co・iki】では何があったかざっくり書きます。

・各国から、マルチメディア、作曲、ダンス、研究者など様々な分野のクリエイターが滞在制作や研究にきました

・「家」ならではの場所を活用したイベントや音楽・ダンスのパフォーマンス、ワークショップなどいろいろ開催しました

・たくさんパーティをしました🥂(cheers!)

結果、自分の生活スペースはあるものの、時として、「みんなの家(場)」にもなりました。

地域の施設や学校、アートスペースとの共同的取り組みも生まれたり、自然と物事がつながっていきました。

そう、vol.1を読み返すと、なんかまた感じ方やものの考え方が変わってきているなともおもいます。それは常に変化する”実験”としての生活兼創作スペースだからなのかなとも。

そう。【co・iki】を立ち上げた理由をvol.2で書く予定だったんですね。

本当はこんなに整然となんてしてませんが、ざっくり思いつくままに書き出してみたいとおもいます。(きっと後で見返したら、あ、こんなこともあったなとかおもうんでしょう)

1.「地球の向こう側の誰かと共に生きること」って本当にできるんだろうか?遠くてもつながっていられるのか?がいつからか自分的テーマになっていたから ※それは外国人というわけでなく「他者」なのかもしれない?(要自己分析!)

2.普段からクリエイターのサポートやコーディネーションをすることが多く、いろいろあれど楽しんでいたから

3.「生活と創作が結びつく場」、「生活圏のなかでの創作活動」だからこそできることがあると思ったから

4.アート関係者だけでなく、アート関心層、他様々な分野の方にアーティストの考えに直接触れてもらい、同時代に生きる個人対個人の関わりを生みたかったから

5.大震災後に表現の自由が制限されていくような危機感をおぼえたので、あくまで個人、プライベートラン、オルタナティブで自律的に運営できるスペースがあると良いとおもったから

6.海外クリエイターとの関わりのなかで、タイムリーな生きたローカル情報、地元(日本)ならではのスペースや体験に関心が高いとおもったのと(それは誰しも現地のリアルを味わいたいよね!)、彼らにとっては海外のプロジェクト運営にあたってローカルサポーターがしっかり存在することが大事だと感じたので(実際にそれでとても喜んでくれたので)

7.とある海外アーティストが「Yokoはこれでビジネスをしたらよい」と感激して背中を押してくれたから(自分自身ビジネスと捉えているか&しているかはちょっと別の話で💦)

+「住」の視点でとらえると住環境の良さを一番に考えいまの場所&一戸建てになりました(あと賃貸だと外国人の受け入れで大家さんと問題があると良くないので、ローンを組んで購入するかたちとなりました。改装できるや否やという意味でも。)

こうやって書き出してみてもなんだかもっといろんな立ち上げ理由はあるような気がします。不思議ですね。

あと、これは自分がなぜアートが好きなのかという部分でもありますが、

「心を動かす場所」

をつくりたかったのかもしれません。

もしくは、自分も含めて、

「変化する場所」

をつくりたかったのかもしれません。

人生のなかでともに変化・成熟をしていきたい、のだとおもいます。

もちろんパートナーともできるのですが、同質ではなく、「異質」になぜかこだわっているのかもしれません。

異質だからこその自由。

この話はきっと更に深まりそうです(笑)


そして、

今のコロナ下で、

更なる実験中です!

各国クリエイターとともに、実験リモート・レジデンシーを実施中💡

更なる実験の旅路、ご興味ある方は是非ご一緒ください😊

2020年9月いっぱい実施中ですのでよかったらチェックくださいね。

では、vol.2はこれで終わりにして、次が数年後にならないように気を付けて、そして心の声にしたがって書いてみたいとおもいます。

お付き合いをありがとうございますm(__)m


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?