地球の向こう側の誰かと共に生き、今日から一緒に暮らすこと。 vol.1

はじめまして。自宅で「社会実験」をして約2年が経ちました、yokoです。
自分なりに思うことを言語化していきたい、という気持ちが湧き上がってきたのでこれからここに記していきたいとおもいます。
ご興味いただける方はどうぞお付き合いください。

「社会実験」といいましたが、自分の極々個人的な興味やプライベートなことをどう「社会」や「他者」と共有できるか、ということです。

アーティストやクリエイター、クリエイティブなマインドをもって活動する多領域の方たちと交流することがもともと好きで、そういう人たちと家族のように、そしてチームのように共に暮らしながら、彼らが実現したいプロジェクトやアイデアを地域コミュニティやローカルな仲間たち・関心のある人たちと”共有財産”としてサポートしていくこと。
co・iki(こいき)
co-living,co-breathing,co-creating 共に生き(息し)、共に創ることをコンセプトにした、クリエイター向けレジデンシー&サポートプログラムを生活スペースをシェアしながら展開しています。

レジデンシー? プログラム?
聞いたことがない方も多いかもしれません。

「アーティスト(クリエイター)・イン・レジデンス」という主に芸術家が各国に滞在しながら研究・創作するプログラムが世界中にあります。
▼参考
res artis (世界各国のレジデンスが掲載されているポータルサイト)
http://www.resartis.org/en/

公的機関や施設などで行われていることも多いですが、co・ikiでは100%プライベートなかたちで運営しており、アイデア実現とコラボレーション等のサポートに力を入れて多領域の研究者、クリエイター他クリエイティブな活動をする個人にフォーカスし受け入れています。
また、レジデンス運営者が生活スペースをシェアするかたちは極めて珍しく、地域の人たちが立ち寄るなどしてアットホームな雰囲気で海外クリエイターと関わることもあります。

そして、主に海外クリエイター向けの「レジデンシー&サポートプログラム」として展開しながら、実は異質なもの同士が接触する機会をつくることで、新たなコミュニティが徐々にかたち創られていっている最中にあります。

私自身、言語化がなかなか難しい体験でもあるのですが、これをここで徐々に言葉にしてお伝えできればとおもっています。
また、今後このようなプログラムをご自身で展開してみたい方の参考にもなればと考えています。

物件は東京の東西南北・都外を探し回り、東京西側の「仙川」という地にご縁をいただき、購入しました。もちろん只の会社員をしていた私なのでローンも組みました。
自分の中で、構想から意志を固めて実行に移すまで8年ほどはかかったと思います。

その決断に至る上での動機は、上に記したアイデアレベルの話以外でも実はいくつかあります。(つづきはvol.2で記したいとおもいます)



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