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楽園の鳥たち

こんにちは! 陽子絵画制作室です。

今日はとてもいい天気で、暑いくらいでした。

今日はインドの暦によると、「アクシャヤ トリティヤ」という、一年で一番縁起のいい日だそうです。

この日に行ったことは必ずうまく行き、永遠に続くそうです。

そこで、昨日から始まっている水彩画展の作品補充用の絵を描こうと思い、12日から開園になった動物園にお弁当持参でスケッチに行ってきました。

昼前に着いた園内は、親子連れや、お友達同士など、ポツポツとお客さん方が来園されていました。

初めに水鳥のケージに行くと、コサギの夫婦が巣を作り、卵を温めているのに気が付きました。

手前右側が恐らくオスだと思います。左奥で、メスが水色の卵を温めています。

この右側のケージにいたオシドリを描きました。

冒頭の写真右もオシドリ、左は別の種類のカモです。日向ぼっこしています。

オスは飾り羽が取れ始めていました。

お腹が空いたので、お弁当を食べることにしました。

ちょうどよい藤棚がクジャクのケージの前にあり、お弁当を食べ、その後クジャク達を描きはじめました。


こちらには「マクジャク」と「インドクジャク」の2種類が飼われています。

インドに旅行したときによく見かけたのは「インドクジャク」です。


こちらがインドクジャク(オス)です。

首が青いのが特徴です。

マクジャクは、インドでは見かけませんでした。インドクジャクより、森の方に住んでいるそうです。次のスケッチはマクジャク(オス)です。

マクジャクは、首が黄緑色で、顔や冠の色も少し違います。

これはマクジャク(メス)です。マクジャクのメスは、飾り羽はありませんが、体の色はオスと同じように首が黄緑色でカラフルです。

インドクジャクのメスは体の色は薄茶色で、首の一部だけが緑色です。

今日はどちらのクジャクも、オスが何度も羽を広げて見せてくれたのでスケッチできました。

オスが羽を広げて震わせ、メスにアピールしていました。

メスは知ってか知らずか、餌をついばんでウロウロしていました。

せっかくオスたちが頑張って勇姿を見せているので、メスたちに「もっと見てあげてください!」とリクエストしたくなりました。

私達は約1年前から、件の病気の流行のために、外出の自粛で窮屈な思いをしているかも知れません。

しかし、クジャク達をはじめ、動物園の動物たちは、恐らくもっと狭いケージの中で一生を過ごすのです。

本当は広い場所で、のびのび変化のある暮らしがしたいだろうと思います。

とはいえ、代々動物園で生活しているものもあり、仮に外に逃げ出しても、餌が得られず生きていくのが難しいでしょう。

私達が間近に動物たちを見られるのはうれしいことなのですが、動物たちの自由をかなり犠牲にしていることは確かです。

動物園の動物たちが動物園の飼育員さんたちに愛情を注がれて、少しでも幸せに長く暮らせたらいいなあと願うばかりです。

クジャクさんたちに「今日もご苦労さま。」と言いました。

読んでいただきありがとうございました。



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