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行動の価値。約2ヶ月の自粛生活を経て

約2ヶ月前のnoteを読み返す。非日常が続けば、それが日常になる。それが、よく分かる。この日記を書いていた日の、少し緊張し、不安定で、なんともフワフワしたような感覚は鮮明に覚えている。ゆえに、今現在の自分のテンションとは明らかに乖離していることもハッキリと分かる。

久しぶりの繁華街

仕事で、久しぶりに六本木に出る。千代田線の乃木坂駅から六本木駅方向に外苑東通りを歩く。約2ヶ月ぶり。

ショーウィンドウには、HELLO AGAIN の文字。

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もうセールが始まっている。6月の頭からセールに踏み切らないといけないだなんて! アパレル業界も本当に正念場だ。

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店内の荷物が運び出され、テナント募集の知らせも多い。

仕事帰りに、夕飯を食べるため立ち寄っていた家の近所のカフェも閉店してしまい、テナント募集が始まっている。

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アポイントよりだいぶと早く着いたのでカフェへ。間隔をとるため、ひとつ置きに椅子やソファには貼り紙。

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久しぶりの映画館

別の日に、久しぶりに新宿へ。こちらも約2ヶ月ぶり。映画館で映画を観る。これは約2ヶ月半ぶり。映画館のスタッフの方は、アルコール消毒や換気を徹底しつつ、キビキビと動かれている印象。鑑賞中のマスク着用を促すアナウンスが流れる。

映画が始まってしまえば、自宅での鑑賞より没頭できる。「やっぱり映画は映画館で観るのがいいわ〜」と思う。とはいえ、自宅ではソファに寝転んだり、途中で飲み物をとりに行ったりしているためか、約2時間、椅子にきちんと座り続ける筋力がなくなっているもよう。何回も体勢を変えて鑑賞を終える。

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東京アラートは結局、レインボーブリッジや都庁を赤く染めただけで、何の効果も果たしていない。少し緊張が和らいだように思える繁華街を見ると、何かを乗り越えたような気にもなるが、結局はまだ何も終わっていないんだよな、とも思う。


二ヶ月チャレンジ

この二ヶ月、時間はたっぷりあったような気がするのに、やはり振り返るとあっという間だった。コロコロチキンペッパーズの西野さん(相方はナダル)がオフィシャル髭男dismの『pretender』を100日で弾けるようになるというチャレンジをしている(今は59日目)。

チャレンジを続ける西野さんを毎日観ている。「毎日コツコツと」の結果をこれほどまでに見せつけられると、拍手を贈りたくなるとともに、自分を顧みて軽く落ち込む。この2ヶ月の成果としての断捨離。部屋の隅には、まだ服と本の山が積み上げられたままだ。西野さんを観ることは、応援の気持ちもあるが、自分を奮起させるためのショック療法的な行為なのかもしれない。


フジロックの延期

数日前にフジロック2020の延期が決定された。覚悟はしていたものの、やっぱり悲しい。

「フェスを中心に1年がまわっている」と思われるくらい、我が夫婦はできるかぎりフェスに赴いている。今年は、いくつ開催されるのだろうか……。

と、4月中旬の時点では希望的観測を書いている。

それにしても、フジロックの発表の仕方は、粋であった。中止ではなく、あくまでも延期。

8月21日 (金) 22日 (土) 23日 (日)に予定しておりましたFUJI ROCK FESTIVAL’20の開催を断念し、来年の8月へ延期する事にいたしました。
来年は今年の分も含めた2年分のエネルギーで、苗場で、楽しもう。約束するよ。そして、今年のチケットをキープしてくれた人達に、記念になるような面白いプレゼントも考えています。

ものは考えようなのだ、と思う。

何もしていなかったように感じるこの2ヶ月を意味あるものにできるかどうか。結局は自分の考え方ひとつなのかもしれない、と思う。

今年のチケットを握りしめ、14ヶ月後に苗場へ向かう時、私はいったい何を感じ、どのように変化をしているのだろう?

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

余談だが、フジロック延期発表後に石野卓球氏が発表したTシャツ。情報量がすごい。







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