見出し画像

のるか、そるか

『鬼滅の刃』が引き続きすごいことになっている。

上映回数の多さが、SNSなどで話題になっている。公開初日の16日は、一部の映画館で1日40回を超える勢いで、早朝から多くのファンが駆けつけた。

映画が封切られたが、こんな上映回数は見たことがない。

スクリーンショット 2020-10-17 10.42.31

私のまわりの普段は映画のポストがない知人のSNSにも続々と「観賞した!」という投稿が続いた。「鬼滅をイメージした!」とコーディネイトをお披露目しているスタイリストさんもいた。今年がコロナじゃなければ、街には鬼が溢れていたのだろうか。少なからず、コラボ商材が目白押しで、街にはグッズが溢れている。

私は、未だに鬼滅を読んでも、観てもいないので、全く持って蚊帳の外。ワールドカップに興奮している私の横で、サッカーにまったく興味がない知人の「なんだか皆が騒いでるねー」と言っていた横顔を思い出す。「こんなに面白いことに背を向けている人がいるなんて信じられない!」と思っていたっけ(苦笑)。

せっかくの鬼滅祭に乗りたい、とストーリーミングを観始めた知人もいる。以前書いたnote。

原作の質の良さ→アニメの出来の良さ。ここまでは、きっと今までもたくさんあったような気がする。そのアニメが評判となり、「いつでも、どこでも、気になった人がすぐに鑑賞できた」ということが何より追い風となり、普段、アニメを見ない層、そして漫画を読まない層を巻き込んだ。

そして、ディズニーがストリーミングに力を入れることも書いた。

映画という一過性のフロー型一辺倒ではなく、いつでもどこでものストック型のストリーミングのプラットフォームを盤石にし、リアル体験の付加価値を上げ、コンテンツの価値も上げ、その相乗効果を狙う上昇スパイラル。

原作→ストリーミング→映画→グッズ→原作→……

いつでも手軽に観られるストリーミングを盤石にしておけば、誰もが気軽にいつでもその渦の中に参加することが可能だ。これで、アミューズメントパークまで出来たら、鬼滅は単体作品でディズニー的生態系をつくれるのだなぁ、などと思う。

さて、いよいよ、この週末はNetflixで観てみようかな……!?

追記 2020.10.18】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?