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“ストーンズ”は、SixTONESか、The Rolling Stonesか

久しぶりに、元同僚数人と集まった。全員、出版社勤務。話に出てきたアーティスト名(主にアイドルグループやネットカルチャー発のロックバンドやユニット)がほとんど分からず、ずっと検索しながら話を聞いていた。「自分はカルチャーのトレンド情報をできるだけ広く収集するように心がけているつもりだったが、かなり偏っているんだなぁ」「逆に本当に流行っているものに疎いのかもしれない」と、天を仰ぎながら話を聞いていた。

夜系アーティスト(ヨルシカ、YOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。 )と聞くと家系ラーメンが思い浮かんでしまうし、BOYS AND MENという人気グループ名がどうしてもBOYS  II  MENに脳内変換されてしまうし、(ジャニーズ事務所の)SixTONESをストーンズと読ませることには、本当に慣れない。きっと死ぬまで慣れない。

「皆さんもそうですよね?」と街ゆく人たちに聞いて回りたいくらいの衝動にも駆られるけれど、(街によって違いは出るだろうけれど)きっと自分がマジョリティじゃないことに気がつくだけなのだろうな、と勝手に苦笑してしまう。

親に対し、「これがイケてるんだってこと、何でわからないのだろう?」と首を傾げていた自分を思い出した夜だった。



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