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私と書道のはなし ⑧

❋ばらかもんを見ながら習字や書道の話しをつらつらと書いていこうというnote

8話目は島の子ども(なる)とお父さんの回だった。よく見るような展開だったのでそこまで印象残らず。出てきた書は、清舟クンのお父さんの清明さんが書いた命名書「優一郎」(なるのお父さん)と、なるが清舟クンから習って書いた「父」
今時の命名書はいろいろな書体やデザイン性の高いものが多い気がするが、今回のはごく普通の楷書の命名書でそれ以上でも以下でもないものだった。それをお守りのように袋に入れて持っていたなるのお父さんありがとう。書いた甲斐がありました(by清明)って感じ?いや、そんな場面はないが。

なるの書いた「父」は大きく太く子どもらしい字であった。

子どもならではの味のある字(2022年)
お稽古では手本を見て書くが、テーマを決めて自由に書いてみるのも楽しい。

9話目は、清舟クンとなるが仕事の手伝いのため東京に戻るところからのスタートで書道関連の話題が多かった。
個展に向けての表装の手配も興味深い。書家が書いたものを掛け軸や額装の形で仕上げるプロがいて初めて作品として展示することができるのだ。清舟クンも表装についての意見を求められていたがダメダメで、あ〜この人は書くのが専門なのだなとあらためて思った。
まぁみんなが適材適所でうまくまわっているから良し。

そして、お父さんである半田清明プロデュースのホテルに向けての書。こちらはなかなか納得のいくものが書けない様子の清明さん。お前ならどうだ?と問われ、ここでもダメダメなコメントの清舟クンであった。う〜ん、適材適所……では済まされない空気だ。期待が大きい分みんなのガッカリ度があからさまで少しかわいそうではあったが。
そんな微妙な空気の中、なるが運んできたお茶を思い切りこぼす。滲んでゆく書を見て何かをつかんだ清明さん。墨の滲みを生かした書になるのか?!と思いながら見ていたが仕上がった書は登場しなかった。次回見れるのか、この話しはここまでなのか?

場面変わって、清舟クンとなるは買物の帰り道。二人が持っているのはあのキョー和の袋ではないか!私もこの書道用具屋さんには何度も足を運んだ。コロナ禍の時はわからないが、以前は筆を買う時に試し書きができて、それがとてもよかった。最近はネット通販ばかりで行くことがなくなってしまったが、新大久保を散策がてらまた寄ってみようかな。

このあとに続く『先生』談議についてはまた次回のnoteにて。







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