国際TER
2021.12.25、今日はクリスマス。フランスのLyonからスイスGenèveに向かう。
移動準備
多分バスとかもあるんだろうが、今回も例に漏れず鉄道で移動する。現状スイスに入国する場合はフランスからの場合はコロナ前と同様の条件が課される。しかし、当方は10日以内の滞在歴に日本があるため、残念ながら出発72時間以内のPCR検査が必要になる(2021年12月25日現在)。面倒だが、12月上旬は日本滞在歴がある人は入国すらできなかったので、受け入れてくれるだけ有難い。
出発
Lyonにはいくつかターミナルの駅があるようだが、Genève行きの列車はLyon Part Dieu駅から出発する。概ね1時間に一本走っているので比較的利用しやすい。
これがGenève行きの快速列車。乗りたかったコライユ客車にここで乗ることができた。フランスでも電車化が進んでいるので、この客車に乗れる猶予もそう長くはないだろう。
乗車
乗車率は4割ぐらいだろうか。今回もeurailpassを使って一等車の乗車している。ただ、乗車中の半分の乗客はフランス側の最後の停車駅で降りてしまった。今日はクリスマスなので、休暇で出かけている人はもう目的地に既に着いているのだろう。
スイスの国境を跨いだ所でSMSにコロナウイルスの制限についての内容が送られてくる。なんとなく流石スイスだなあという感じ。
Genève到着
スイス国内の停車駅は終点のGenèveのみになり、途中のフランス領域に行きたい人はどうするのか分からないが、Genèveで乗り換えれば着くのだろうか?
SBBの客車が見えるようになり、Genèveに到着。
なかなか、落ち着いた雰囲気の車両で夜行列車にありそうな感じのインテリアだ。
フランスの優等列車は原則、全席指定なので予約ホルダーは要らないはずだが、国際列車の運行にも使われていたのか、予約ホルダーも装備済みだった。
制御車の顔はなかなかゴツい感じで、渋いというのが正直な感想。
スイス入国
スイスもシェンゲン協定も加盟しているので、ノーチェックかと思ったら、EUには加盟していないためか、しっかりパスポートコントロール擬きがあった。当方はパスポートを見せるだけで通してくれたが、もう1組中国人の集団が荷物の中まで見られていたので通る時は覚悟は必要かなあ。
何にせよ、無事入国する事ができたのと、フランスからやってくる電車は毎回決められたホームに入るのが、今回の移動でようやく分かった。
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