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乗りたい列車は(アントワープ→コルトリジュク)

帰国前日、AM96は撮れたが満足に乗れていないのはまずい
時は2022年の1月3日
オミクロン株が出てきた時期で、次いつ行けるかも分からないので乗りに行った。

出発地アントワープ

駅前にトラムが走っているのでちょこちょこと

アントワープは港町でベルギー第2の都市なので、トラム網が充実している。

また、中華街が駅前にあり、そこの入り口に門がある。
門を潜るトラムは撮影地として有名になっているらしい。ただ、行った時は絶賛工事中で架線まではがされていたので、撮れなかった。そもそも、自分も望遠しか持ってこなかったので、走っていたとしてもスマホでしか撮れなかったが

続いて駅構内をウロウロ
Turnhout行きのICがいい位置に入線していた
AM75のIC系統はなかなかない…はず
そもそも140km/hしか出せないので、基本は他の車両が回されるのだろう

後ろの2両はAM66
恐らくここも近い将来、AM08に変わるかもしれない
AM66も引退が進んでいるため、この連結もそう長くは見られないし、そもそもこの連結で運用されているのがそんなにない
2020年代に外開きの折り戸ドアが見られるのも驚き

連結器の大きさが合ってないがこれで連結できるらしい

駅を散策


本当に駅舎が綺麗な駅だが、それだけではない

配線も3階建構造で元からの地上階と地下1がアントワープ止まりの列車が入る、行き止まり構造。
地下2階がアムステルダム方面へ繋ぐスルー方式の構造だ。

乗車

9両編成がなかなか来なかったため、時間を潰しつつ2本見送った。

そういえば、乗るときに「両数なんか乗っちゃえば何両でも同じじゃん」という人がいるが、それは違う
なぜなら、駅に入ってくる風格、乗っているときに勢いよく入線する車窓、カーブで編成の反対側を見られるのは長編成でしか味わえない

というわけで、17:37発のPoperinge行きのICで途中のKortrijkまで向かう

やっぱり9両は長い
これが正しい

しかも、このICはSNCBがIRを走らせていた時からICとして走っており、同じ路線を並走するICよりも停車駅が少ない、謂わば速達タイプのICである。
もちろんKortrijkからは支線に入るため各駅停車に変わってしまうが

一等車には安定の2+1列のシートが並ぶ
基本、ベルギーでは一等の需要が高くないため、空いた車内で快適に移動できる。ちなみに、二等車はそれなりに混んでいたようだった。

速度はしっかり160km/h出していた。

Kortrijkに到着

列車はここからはPoperingeまで単線区間を走る
途中にあるIeperは第一次世界大戦で3度の戦いがあり、2度目の戦いでは世界で初めて毒ガスが使用された場所である。博物館もあり、自分も一度訪れたが、機会があればもう一度行ってみたい。
今は猫祭りと、平和なお祭りがあるようだが

帰り道

ブリュッセルへ帰る途中、Denderleeuw駅で新年に余った花火を上げているのがいた。
新年になるとどこでもあげようとするので、怖い

さらにその後、Aalstまで寄り道をしてブリュッセルに帰った。Aalstからは再びAM96に乗ったが、こっちは例のほぼ各停タイプのAM96。

Aalst駅の発車標が最新のものになっていた。
空港へ直通するので、飛行機マークが付いている。ただ、毎回この手の案内に思うが、駅名の横ではなく、なぜ種別の所を飛行機マークに変えるのだろう。変える場所違くねと思うんだが

こちらのICも各駅停車区間でも、駅間が長い場所は160km/hで走る。

これで2021年度の年末年始の欧州遠征は終わり
明日はいよいよ帰国となる。
PCR検査の陰性証明書とかはちゃんと使えるのだろうか。と心配になりながら準備をする…


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