ファイル_002

光と緑が主役のカフェ『AN' Garden Cafe』in Hanoi

平日はハノイの端っこに滞在中の私。観光客がうろうろするハノイの市街地からはバイクタクシーで50分近く離れたところ。

普段は本当にベトナムローカルな暮らしを楽しんでいますが、週末はハノイのおしゃれなスポットに足を運ぶことにしています。


今日の目的地は『An's Garden Coffee』というカフェ。自宅からはバイクタクシーで15分ほど。ダウンタウンと私の家のちょうど真ん中の位置にあります。

霧雨が降る中、バイクタクシーのお兄さんと別れ、店内入ってすぐ。

わぁ、これはアタリだ


って思んたんです。3階建ての広々としたカフェ。そして何よりも気に入ったのが、エントランス側の壁が一面ガラスだったこと。そしてカフェ全体が店名の通り、緑であふれた庭だったこと。

雨降りの残念なお天気でしたが、カフェの中は外の光がたっぷり差し込んで、雨の日だとは思えないほど明るい。そんな光をたっぷり浴びた植物たちがすうすう呼吸をしているのが感じられる空間でした。

昼下がりの店内では、地元の人がおしゃべりをしたり、パソコンを広げて作業をしたり、勉強をしている学生がいたり。広々とした空間の中で、それぞれが思い思いに過ごします。

私の席はこちら。4人で利用するテーブル席でしたが、お客さんが少なかったので案内してもらうことができました。窓の外に、雨に濡れて彩度が上がった緑が見えます。

テーブル席に着いて、カルボナーラとコーヒーを注文しました。(日頃はベトナム料理をがっつり食べているので、遠出したときは洋食を食べます。)

料理を待っている間、少し店内を散歩してみることにしました。

1階から見上げるとこんな景色。天窓もあって、緑が宙にたくさん浮いています。建物の中に仕切りがない、そして天井が高いので、ただお店の中にいるだけで、気持ちいい。呼吸が深くなります。

2階から1階を見下ろすと、こんな感じ。私がインスタグラマーなら写真の真ん中にあるソファーに座って、カラフルなフルーツジュースを頼んで、オレンジのオフショルダーのトップスを着て、写真を撮るだろうなぁ。

あくまでも店内はシンプル。光と緑が主役なのです。


気持ちいいーと店内を歩いていたら、パスタがやってきた!

カルボナーラ+ガーリックバターがたっぷり塗ってあるバゲット。1週間ぶりの洋食に感極まりながら、ものの10分ほどで完食しちゃいました。

(基本的に日本以外のアジアのパスタは、たっぷり茹でてあることが多いので、アルデンテが好きな方は、前もって伝えておくと◎)

食後にはほろ苦いコーヒーをいただき、持参したKindleで小説をちびちび読み...。ChillでPeaceな午後のひとときでした。


ダウンタウンから少し離れていますが、居心地がいいカフェでリフレッシュしたい。こんな人には全力でおすすめしたいです。

あ、お店にはコンセントとWi-Fiもあるので、ハノイでゆっくり作業がしたいノマドワーカーにも最適です。私も次回はPCを持って、来店したいです。

<お店の情報>
AN' Garden Cafe
住所:56 BT8 Hồ Văn Quán - Hà Đông ハノイ
営業時間:年中無休 6:30〜23:00
HP:https://www.facebook.com/angardencafe/



−−−

センスが良くて、SNS映えする素敵なカフェ『An's Garden Coffee』。この店内で一箇所だけ、お店の雰囲気から浮いているスペースがありました。

それがこのキッズルーム。3階の一番奥に、子どもたちが遊べる遊具が置いてあります。私はこのスペースを見て、ますます『An's Garden Coffee』が好きになりました。そしてベトナム人の懐の深さに感動しました。

お母さんがコーヒーを飲み、ほっこりできるひととき。と、同時に子供はカラフルな遊具で元気に遊ぶことができる。

もし日本のおしゃれカフェの一角に、子供の遊具があれば...。きっとお客さんは苦情を言わずとも、離れていってしまうのではないでしょうか。騒がしい。雰囲気に合わないと言って。

でも、ベトナムのカフェでは当たり前のように、キッズスペースがある。ベトナムは子供に心からやさしい社会なんだなぁと思いました。もちろんベトナムは子供がどんどん増えていて、少子化が進む日本とは正反対の状態にあるります。だからこそ、可能なことなのかもしれません。

ただ、日本にも場違いな場所にこそ、こうやって子供がのびのびと過ごせるスペースがもっと増えればいいのにな、と思わずにはいられませんでした。


#ハノイカフェ
#ノマドカフェ



読んでくださって本当に嬉しいです! いただいたサポートにいつも励まされています。