バナナベッド、父に不評な訳
バナナジュースを作るのが趣味の父のため常にバナナを常備している我家。
小さい房でも4~5本はくっついて売られているバナナ。
うっかりすると真っ黒になってしまうので、考えたのがこれ!
フックで引っかけるタイプのバナナホルダーは見かけも良いしバナナに特化しているところが魅力的。
使ってみると大きな房だと途中で一斉に熟れ始めてぼとぼと落ちてくる。涙
こういうタイプ。誰でも一度はポチっとしたくなるアイテム。
しか~し! 問題は最後の一本!! どうする?!
フックにかからないし!
で、自粛生活で余った時間に制作した『バナナベット』
百均のアルミワイヤーをグルグルして制作時間20分くらい。
これだと20 本くらいの大房でも、5本でも、そして最後の一本まで大丈夫!
こんな感じで。
喜んでくれると思った父は、キッチンに置いても目もくれず。
目の前に持って行って説明するも
「完全な球体ではない!」と。
いえいえ、これはですね!
まず球体に作ってからバナナの乗りが良いように
わざわざ潰した物ですから・・・。
エンジニアの父は物作りに関して異常に厳しい!
小学生の時宿題の本箱を作っていた時の事。
「糸鋸で切った断面の紙ヤスリのかけ方が甘い!木目が浮かぶまで磨き続けよ」と言われ、
父がOKを出すまで磨いて提出したら、技術家庭科の先生に呼ばれ
「これは誰かに作ってもらった物か?そうでなければ子供がここまで磨くわけが無い!」と疑われる始末。
かつ、父は娘が自分の想像を超えた物を作ると面白くないらしい。
技術が未熟でも良いじゃないか! たのしければ!
思いも付かない物を娘が作っても良いじゃないか!
・・・今日も父と娘の葛藤はつづく。
バナナベッドは邪魔にならず一番目立つ食洗機の上に今日も鎮座まします。
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