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ワーキング妊婦な話③ 出生前診断と里帰り検討編

税理士をめざしながら働く30代主婦です。
夫の転勤を機に地方都市にやってきて、2年半がすぎました。
そして今は妊娠7ヶ月で、自宅安静中の身です(2022年9月現在)。

前回のつわり編はこちら


つわりが少し落ち着き始めた頃、15週頃だったと思いますが、出生前診断を受けました。
私が受けたのは羊水検査ではなく、血液検査(NIPT)です。
染色体異常が無いかを調べることにより、生まれてくる子のダウン症などのの確率などがわかるというもので、確定診断ではなくあくまで分かるのは「確率」というもの。
確率が平均値より高いと陽性、低いと陰性と結果が出ます。

この診断を受ける受けないは人により大きく異なると思います。
私が受けようと思った理由は、
・何か持病を持っている可能性があるなら少しでも早く準備したい。(そもそも自分達に準備できるのかどうか、金銭面等も含めて検討したい)
というのが一番でした。
もちろん、赤ちゃんの病気は染色体異常によるものだけではないし、先天的な病気以外にも育っていく過程で病気になるリスクがあることは承知しています。
でも、事前にわかる事があるなら早めに準備と心構えをしたい。その思いで受けました。

血液採取をしてから結果がわかるまでの間は、ずっとソワソワしていました。
ダウン症の子を持つ方のyoutubeを見たり、先天的な病気を持っていたために流産、早産となってしまった子の母親が書いているブログを読んだり。
気持ちのアップダウンが激しくてしんどかったです。
そんな不安になる事しなければ良いのに、と自分でも思っていたのにネットサーフィンが止まりませんでした。
(そしてこのあたりから、税理士試験の勉強が手につかなくなってきました、、、)

そして結果は「陰性」。ひとまず今分かる段階では、染色体異常の可能性は低いと言う事でした。
あんなにドキドキソワソワしていたのに、結果を知らされた時、あまりホッとしなかったのを覚えています。「可能性は0です。」と言われていたら違ったのかもしれません。
自分の事なら「なんとかなる」で済ませられることも多いのですが、子供の事となると致命的なまでに心配性です。

ちなみに、両親たちには心拍が確認できた初期の段階で妊娠報告していましたが、その際には「安定期に入って診断の結果が分かるまで他の親戚などへの報告は待って」と伝えていて、この結果がわかってから親戚への報告をしてもらいました。

この結果がわかって、私の祖母(実家で実母と同居しています)に妊娠を伝えたら、次は里帰り出産先での検診です。

ちなみに里帰り出産はあまり深く検討せずに決めてしまっていました。
里帰り出産にしたのは、
・つい最近出産した義姉や周りの友達がほとんど里帰り出産をしていた
・義理の両親も離れたところに住んでおり、また主人も仕事を長期で休める保証がなくワンオペになる可能性が高かった
ためです。

里帰りするとなると私の場合は関東になるのですが、地元は(総合病院以外の)産婦人科が少なく、どうやら早めに予約しないと埋まってしまうらしい?!ということを知り、初期に焦って予約しました。
(5〜6個の病院を候補に挙げ、最終的に実家から一番近い病院を予約しました)

ちなみに予約した病院は分娩費用や入院費用、総額で60万円ほどでした。42万円の出産一時金を差し引いても、20万円ほどの出費。
2023年4月?からは出産一時金が増額される予定ですね、いくらになるのだろうか....いずれにしても増額は良いことです。
20万円の持ち出しは痛い....

予約した里帰り先の病院に、「胎児精密エコーをするので20週で一度帰ってきてこちらで検診を受けてください」と言われました。
かかりつけの産婦人科の紹介状をもらったり、日程調整をしたりと、仕事のお昼休憩中に怒涛のアポ調整をしたのを覚えています。
(多分本業の仕事よりも要領が良かったw)

そして20週。里帰り先の病院での検査では、かかりつけの産婦人科と手順が違ったりと慣れないことも多かったですが、無事に胎児精密エコー終了。
エコーの後に結果を聞いたのですが、気になる事が2点。
一つは胎児のことなので詳細は伏せますが、
もう一つは胎盤の位置が低いということ。
20週の時点で、前置胎盤の状態でした。

胎盤が正常より低い位置(膣に近い側)に付着してしまい、そのために胎盤が子宮の出口(内子宮口)の一部/全部を覆っている状態を「前置胎盤」といいます。
公益社団法人 日本産婦人科学会HP

ただ、医師からは「まだ20週だし、子宮が大きくなるにつれて胎盤が上がってくる可能性もあるので様子見ましょう、多分大丈夫だよー」と言われたのもあり、(また前置胎盤という言葉を初めて聞いたのもあり」この時点では「ふーん」といった感じで、そこまで気にしていませんでした。

それが今や自宅安静...と言う話は次回以降に書きたいと思います。

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