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自己紹介ー私の仕事

はじめまして。Yoko France(ヨーコ フランス)と申します。

今回は自己紹介を兼ねた私の仕事に対しての取り組み方について簡単に分析してみましたのでご一読いただけたらと思い、投稿しました。

Twitterではyoko ethnologueという名でフランスはParis から,自分の気になった情報にコメントをして発信させていただいております。コロナ禍のせいで世界中自由に行き来出来なくなっている今、少しでも皆様にフランスを身近に感じていただけたら、またやがて以前の様に旅行可能になった際に役立つアイディアを提供させていただけたらと単純に思ってましたところ、Twitterを続けているうちに皆様との色々な意味での交換が段々自分でも楽しくなり、一時期は正直なところ少々萎みかけていた仕事への情熱も今では再び膨らんできております。

それではまず私の今までの経験を引っ張り出して見直してみたいと思います。

その前にethnologue という名前について、これはフランス語で民族学研究者の事ですが、興味を持ったものの、結局自分の大学での研究の為の手段として活用する事が出来なく、挫折しました。では何故この名前を自分のペンネームにしたかと言うと最初にTwitter を始めた時大学でその民族学のマスターのディプロムを習得したところだったからです。ethnologueになりたいという夢から来た名だったんですけどね…。

話しはさかのぼりますが、日本では専門学校卒業後音楽講師を長い事続け、その後全く関係ないソムリエのディプロムを取得してからフランスに来ました。当時田崎真也氏がソムリエコンクール世界大会で優勝してワインブームで盛り上がった頃でした。そういう理由で元々この国にやって来たのはワインとガストロノミーの為です。

とは言ってもプロとしての経験は浅いわけで、ワインに関しては色と香り、味わいと舌触りを楽しむだけ。葡萄栽培人、醸造家と土壌の関わりに興味はあるけれど料理やおつまみとの相性が良ければそれ以上ややっこしい事はどうでも良いと考えていました。大事なのは郷土と人間の関係と今でも思っています。結局どちらかと言うと民族学にこだわってますかね。

ボルドーとブルゴーニュのどちらが好きか、また赤ワインと白ワインのどちらが好きかという質問が苦手です。その場の状況や気分で全く違ってくるからです。より良いワインが選べるようにある程度の知識は必要かと思いますし、その場を楽しく演出出来る才能と努力は必要だと思います。オススメのレストランを聞かれるのは嬉しいですが、美味しいレストランと聞かれるとかたまってしまいます。味の好みは人によって全く異なると思うからです。ソムリエの仕事は華やかでカッコ良さそうですが実際目に見えないけれどもっと大事なものがある事はすぐには気がつかなかった。しかも私はその適性を持っていなかった様です。

これだけササッと並べると何か一貫性のない人生の様ですが私にとっては以上のものにアートを加える事で複雑味を持った美味しいワインの宴が誕生する訳です。ところがそれはソムリエではなく民族学者でもなく、通訳ガイドの仕事でした。

私と言う人間は神経質とは無縁です。石橋は叩いて壊す方です。「食べる」、「飲む」そして「感動する」が人生最大の喜びです。アルコールもワインに限らず何でも試したいと思っています。しかしながら自分の家族はほとんど飲まないし、友人も何故か苦手な人が多いみたいなので夕方一人でカフェなどでハッピーアワーを利用する機会が多いです。

旅も大好きで一人でふら〜っと出掛けることもあります。フランス国内は政府公認ガイドという職業柄少なくとも人気観光地は網羅しないと、と思いますがまだまだ知らないところかあります。もう車の運転が出来なくなったのが辛いですね。ボルドーにいた時はバスや歩き、また友人達にクルマに乗せてもらって、全部でいったい幾つのワイン生産者を訪問した事か。さらには4、5人で南フランスを巡った思い出は私の宝と言えるのではないかと思います。

チーズ生産者での研修(?)は別の記事に書きましたが、ボルドー地方のメドックワイン研修やソーテルヌ方面のランゴン、またモンペリエでも研修した経験があります。今後その方面に興味があって是非フランスで色々体験してみたいという人のお手伝いが出来たらと思っています。

また観光とアートに関して、近い将来、例えばマティスとコリウールなどというアーティストと美しい町をテーマにして記事を書いて発表していくというブロジェクトがあります。

以上、自己紹介というより希望発表になってしまいましたが、勿論ガイド業も続けていきます。コロナ禍の影響をうけて今までとは形を変えていく事になるでしょうが、ルーヴルをはじめとした美術館見学などは自分の長所として、また新しい取り組みも現在展開しております。

自分も立ち直っていかなくてはいけないし、とくに文化、飲食、観光を皆で助け合って守っていかないとと強く思います。


よろしければサポートお願いします。これからもフランスの魅力を皆様に伝え続けて行きたいです!