見出し画像

御社しか受けてません、御社しか落ちてません

なんと、お祈りメールが来たのだ。最終面接まで到達し、御社しか受けていないというのに。とてつもない衝撃と、絶望がすごかった。

昨日はものすごく絶望していた。酔ってないのに、歩いているだけで酔っている感じ。俺はあの感じを忘れてはいけないと思っている。あの悔しさ、絶望、漠然とした不安。あそこから一日で何とか立ち上がれている。

よく見渡せば、周りのみんなもお祈りメールで絶望していた。自分の場合、第一志望の会社でお祈りメールが来ていたので少しうれしかった。

中学の時の入院を思い出していた。あの時、早くこんなところから出たいと考えていた。どうして自分ばかり身体が弱いのだろうとばかり、考えていた。あの時のように、この先どうしようという気持ち。そうだ、あの時サンボマスターを聞いていたなと。今、サンボマスターを聞いているが、彼らも何かしらの葛藤・困難を乗り越えたからこそ人並み以上のやさしさがあり、音楽を届けているのだろう。

院試、頑張ろう。教採、頑張ろう。民間就職も頑張ろう。教育実習頑張ろう。アルバイト、頑張ろう。9月の警察の試験、頑張ろう。卒業論文、頑張ろう。やることがものすごい詰まっている。正直、院試はがんばればなんとかなると思っている。ただ、一社しか受けていないのに落選してしまったこの記憶を抱えてまた就活できるのかという不安。

院に進めたら、次は絶対に市役所か消防を受けよう。公務員試験の対策をてっていしてそこを受けるに限る。いっそフリーターでもいいような気もしている。どこか知らない土地で、どこかであがいてもがこう。今のままでは何も何もしないであがいてもがくことになってしまっているが。

ここまで就活で精神面を削られるとはちょっと思っていなかった。落ちることに慣れていないからだろうか。落ちた経験もある。

先を生きている人は頑張っているなと改めて感心できた。そして、その会社とは縁がなかったときっぱりと割り切らなければという、希望。

今からエントリーシートを書きまくり、出しまくる。数うちゃあたるに切り替える。ただ、自分の将来が保障されてるところに行きたいという汚さも兼ねそろえて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?