16歳の誕生日を元気に迎えた愛犬の変化と、これから。①お散歩に行こうね。
2006年7月15日生まれのアメリカンコッカースパニエルの女の子です。
耳が聞こえなくなってしばらく経ちますが、
目は見えているし、足腰もしっかりしている。
毎日1時間のお散歩をこなす15歳の彼女でしたが、
16回目の誕生日を3日過ぎたときから、急に目が見えなくなりました。
いえ、もともと白内障があったので、すでに世の中のことはうっすらとしか見えてなかったのかもしれませんが、
こんなに急に、全く見えなくなるとは。
わたしのほうがドキドキして、涙がにじみ出てくるようなありさまで。
16歳の誕生日を3日過ぎた日の朝、
いつものお散歩コースの階段を踏み外しました。
あれ??と思って、嫌な予感が湧き上がって来て、とりあえず、歩かせてみたものの、足がフラフラしてる。
怖くなって、その日はゆっくり歩きながら、様子を見ました。
帰宅した後、足を洗って、動きはいつも通りのように見えました。
そして、わたしは外出する予定があったので、その後、5時間ほど家を空けてました。
「16歳になったからソファにスロープ付けようかな」
とか思って、ペットスロープをショップで購入して帰宅しました。
もともと耳が聞こえないので、帰宅してもしばらく気付いてくれなくて、
気づいたら駆け寄ってきてくれたんですが、
この日は、目が覚めたら、さまよってる。
あれ? 目が見えてない??
ただいまーーーって言いながら撫でてみたら
ビックリしてきょろきょろ。完全に見えてない様子。
わたしの心臓がドキドキし始めました、と同時に
あぁとうとうこの時が来たか、とも思いました。
でも、
昨日までわたしの顔を正面から見つめてくれていたのに
もうそうしてもらえないんだ、と思うと、
勝手に涙が出てきちゃいましたね。
足腰は元気、しっかり歩けるし、
カリカリのドッグフードも、おやつの煮干しもしっかり食べれる歯がある、
目が見えなくて、耳が聞こえない彼女の生活環境を整えようと思いました。
このツイートは誕生日の翌日。
目でペットボトルを追えないから、もうこのゲームもできない。
いろんなことができなくなるから、できることをなるべく長くできるままでいられるようにしようと思いました。
なにができるかな??
まず、お散歩。
しっかり歩ける4本の脚が有るんだもん。
以前、目が見えなくなったワンコを飼っていた時
姉妹犬たちが話しかけていたのを思い出したので、
お散歩の時間を、近所のワンコがたくさん出歩く時間にしてあげたら
いっぱい交流ができて、ボケ防止になるかな?と思いました。
でも、それって朝6時くらいなんですよね。
うん、わたし、頑張って5時半に起きよう。
と、決めて
目覚まし時計を7時の設定から5時半に変更。
そして、いつものお散歩ルートの中で、車の通らない、階段の無いところを選んで、お散歩道に決めました。
最初は、やっぱり怖いのか、なかなか足が進まなかったけど
もともと何度も通っている道だから記憶があるみたいで
それに、すれ違うワンコやワンママさんたちが話しかけてくれるお陰で
テンションが上がってきて、
止まりながらだけど、ゆっくり1時間弱くらい歩くことができました。
さて、次は、かかりつけのお医者さんに目が見えなくなった報告をせねば。
連れていくときは、車の通る道を渡る必要があるので、
いざというときのために買っておいたペットカートを押し入れから出して
それに乗せていくことにしました。
目が見えなくなったことの報告と、お耳の掃除をしてもらって
トリミングの予約して、帰宅しようとしたら
よっぽど病院から逃げ出したいのか、目が見えないくせにダッシュ!!
やっぱり、動けるうちはしっかり動かしてあげようと決めました。
でも、暑い時間や、遠い距離は負担が大きいし、
大きな音のする道路は怖いだろうし
老化の進行はビックリするほど突然進むから、ペットカートは必須ですね。
元気なうちから準備しておいてよかったー。
今回、実は、なによりもわたしの動揺が激しく、
消耗してしまいました。
ワンコや動物の専門知識のある知人や、犬トモさんのアドバイスが
すごい支えになりました。ありがとうございます。
だから、クレオたんの老いにどうやって対応したかを
しっかり残していこうって思いました。
今この文章を書いているとき、クレオたんは
部屋の中をクンクン嗅ぎながら、尻尾をアンテナみたいに振りながら
歩き回っています。頭をときどきぶつけながら。
この部屋にいるときは安心だよ、って伝えてあげたい。
今回はこのへんで。でわでわ。
・・・ところで、クレオたんの目が見えなくなった日に買ってきた
ペットスロープですが、
スロープの使い方を教える前に目が見えなくなったので
無用の長物となりました。苦笑。
開封しただけ。
まぁ、とりあえず、置いておこうか。
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