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忘れっぽい、は善か悪か

2024年3月23日に、佐藤友美さん主催「さとゆみゼミ」を卒業。卒業後も、文章力・表現力をメキメキと上げ続けるため、仲間と共に、note投稿1,000日チャレンジをスタート。

Challenge #47

「あいの良いところは、すぐに忘れるところ。でも、忘れたらいけないことまで忘れてしまうから、気をつけないとね」。

小学生か中学生のころ、父に言われた言葉だ。「三つ子の魂百まで」とは良く言ったもので、いまだに忘れっぽいままである。

「すぐに忘れる」という性格により、嫌いな人もおらず、おおむね幸せに生きている。悲しいことがあっても、あっという間に負の感情は消えてなくなる。子どものときは友だちとケンカしても、相手が謝ってきたら必ず「いいよ」と言って許していた(ケンカしていることさえ忘れていた)。相手が怒っているのに気づいて謝っても、許してもらえないパターンはあったけれど。

忘れたらいけないことも、忘れてしまう。ある日、小学生だったわたしは、台所に立っている母に「ごめんなさい」と何度も謝っていた。不意に、母がわたしの方を向き、「何が悪かったと思う?」とたずねてきた。そのとき、自分でも驚いたのだが、なんで謝ってたのか忘れてしまっていた。

傘だって、これまで40本くらい無くしているんじゃないかな。雨の日に傘を持って出かけても、帰りがけ雨が止んでいたら間違いなく置き忘れる。大人になってからは、小雨くらいなら傘を持たずに出かけている。帰りに置き忘れるより、少しばかり濡れたほうがマシだ。

お金についても、同じである。

ピンチのときばかり、「節約する」「稼ぐ」ブームに火がつく。リーマンショックで、夫の勤める会社が倒産したとき。教員を辞めて収入が激減したとき。長男の大学の学費を、目の前に突きつけられたとき。

しばらくしてピンチが落ち着くと、サイフの紐が緩み、稼ぎたい欲もシュルシュルと萎んでしまう。ここ最近が、まさにそんな感じだ。

noteを書く。
さとゆみゼミや、Webライターラボで学ぶ。
絵を描く。
本を読む。
ドラマや映画を見る。
ライター仲間と会う。

毎日楽しくてたまらない。「美容」→「教育」へジャンル替えしたことにより、クライアントワークはほぼゼロになってしまったけれど。本業の固定給もあるし、このままで良いんじゃない?と思うこともある。

でも。

さとゆみゼミのイベントには、ぜんぶ参加したいし
Webライターラボの東京オフ会にも参加したいし
会いたい人に、会いに行きたいし
読みたい本があれば、躊躇せず買いたいし

ぜんぶ諦めたくないから、ぬるま湯に浸かってちゃダメだ、と思う。

先日、ある編プロさんからX経由でスカウトメールがきた。あと15分後に面接がある。どうか、良いご縁でありますように。

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