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COCOAからの通知 ~車椅子で陽性者と接触になった~

1.手洗い、うがいで感染予防

新型コロナウイルスが市中感染した頃、基礎疾患(喘息)持ちの私は
感染すれば、重症化する確率が高い。
入院も介助が無いと無理。
感染をしないように、ウィルスを減らせる手洗いはあるのだろうか?
私が参考にしたのは、厚生労働省ホームページだった。
以下、出典 厚生労働省

薬局でコロナの検査キットが買えるようになった頃
オミクロンが流行る前、喉が痛かったので
ドラッグストアで購入した検査キットを試した。
検査薬を零したりと、陰性の結果に安堵したが
後にドラッグストアで購入できるのは研究用で
コロナに今感染しているかは不明の商品だった。

抗原検査キット注意事項



2.COCOAからの通知

電車通勤して、近くにいる方が感染者だとしたら
濃厚接触者になる確率は高いだろうな。
なんて不安はあった。
(勿論マスクは、いつもしていたけれど)
車椅子は、乗降時にスロープが必要な為、
途中で乗車位置を変える事は出来ない。

自宅から、職場までは電車で15分
帰りは、急がない時以外一駅走る事にした。
乗り換えで乗客が大量降車するのと
15分以下の乗車にしたかったのだが
後に無意味だと知る。

新型コロナウイルスは、無症状でも、感染力が高い。
出張所勤務であれば、高齢者も来所するので
万が一でも、感染させるような事があってはならない。
COCOAで通知を受けた同僚も、PCR検査を受け、
陰性の結果が出るまで自宅待機だった。
では、濃厚接触者とは・・・

 新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間
(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。接触確認アプリを利用いただくと、陽性者と、1m以内、15分以上の接触の可能性がある場合に通知が行われ、速やかな検査や治療につながります。
 なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、このような具体的な状況をお伺いして判断します。

厚生労働省 ホームページから抜粋

ある日、職場から帰宅して手洗い、うがいをすると何となく、喉が痛い。
うがいが足りないかな・・・
もう一度、うがいすると痛みが消えた。
2日後、夕食後に携帯を見るとCOCOAからこんな通知が来た

COCOA 陽性者接触の通知

これって、もう1回うがいした日だ。
症状は特にない。
休みだけど、所長に連絡しなきゃ・・・
職場は、自分や同居家族が濃厚接触者になった
(COCOAの通知を含む)場合で、業務外は
所長の携帯に連絡する事になっていた。
携帯番号を書いたメール何処だっけ・・・
探すのに一苦労しながら、夜も遅いので
概要とPCR検査を受ける事を
ショートメールにして送信した。
結果が判明するまでは、自宅待機確定。
家族にも、COCOAの通知があったと告げる。
この時は、明日すぐにPCR検査が受けられると思っていた。

3.バリアフリーなのに検査しない病院

以前に聞いたら、
かかりつけ医では、コロナ疑いがあると
3500円負担して、抗原検査。
PCR検査を受けたければ
病院から区の発熱センターに
予約を入れる流れだった。

それなら、直接PCR検査を受けられる病院を
探そう。
土曜で住所地の発熱センターに電話しても
バリアフリーまでは、わからないだろうな。
そんな私が活用したのが
診療・検査医療機関の一覧 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)
です。
一覧から、濃厚接触者のPCR検査を
実施している病院を探し
病院のホームページで、
バリアフリーか確認する事にした。
地元で有名な病院の分院等があった。
バリアフリーだ!と喜んだのもつかの間。
濃厚接触者でも、無症状者は
PCR検査は実施しない。
電話で問い合わせもしないでください。とある。
日に1万近くも感染者が発表されている。
問い合わせも相当な数になるから
仕方が無いのかもしれないが
バリアフリーが活きるように
配慮してほしいとも思った。

4.コンサートチケットより壮絶な予約

3件ほど、近隣で土曜日に診察している病院を見つけた。
どの病院も事前に電話してくださいとの事で
まず1件目、9時から電話をかけた。
掛け直しても、話し中ばかりで
8分後、
「今日の発熱外来の予約は終了しました。」
終了!?
次の2件目 リダイヤル200以上回しても繋がらず
コンサートチケットよりも争奪戦
午前中費やしたが撃沈。
考えれば、仕事中は携帯電話は携帯しないので
通勤電車の乗客に陽性者がいたかもしれない。
帰りだとしたら、乗客の該当者に通知があるので
近隣住民の可能性はある。
電話回線1本の病院は、繋がりにくいのは当然かもしれない。

午後に3件目の病院に電話をしてみた。
運よく電話が繋がり、
COCOAから通知があった。
基礎疾患があり、車椅子と
公務員で、高齢者が来所する職場なので
PCR検査を受けたい事を伝えた。
月曜日の検査になると言われたが
検査を受けられるだけありがたかった。
その後、PCR検査は国の負担で
初診料等の負担があると言われた。

ワクチン接種歴も聞かれたので
当日は、スマホに接種証の写真を提示した。
国のアプリでもいいかもしれないが。

月曜日に、職場に連絡して
所長にマスクをしていた事。
寄り道はせずに帰宅した事。
PCR検査の結果は、遅くとも翌々日になる事を伝えた。

5.PCR検査

他の病気の患者さんとの接触を避けるため
検査時間は、病院で指定するところが多かった。
この病院も、お昼近くの時間だ。
母の運転する車で、病院に向かった。
(1m以上離れて、換気を良くしたうえで)
駐車場に着いて、車いすのまま車にいると知った先生は
それじゃそのままで、僕が行って検査すると
場所の心配もしたが、取り越し苦労だった。
PCR検査は、マスクをずらして鼻だけ出すきまりとか。
(飛沫を少しでも防ぐ為か?)
鼻の奥まで、検査器具が入れられた。
(こんな奥まで、自分じゃ無理だ・・)
くしゃみを必死に我慢する。
検査終了。
あれなら、自分でも検査できそうと
母は、先生に言ったらしいのだが
自分でやると、本来の検査位置の手前で
検査してしまう方が多く
正確な結果が出ないと言われたらしい。
K病院の先生、スタッフの皆さま
ありがとうございました。

6.それから

翌日午前に陰性の結果連絡が来た。
いつもより、外注先から早く来たと。
外注先の方々もありがとうございました。
翌日から、朝夕検温しつつ、仕事復帰した。

もっと簡単にコロナの検査が出来ればいいな。
正確な検査結果を知りたければ、
医療機関に行かなければならないのも
ネックだと思った。

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