のりしろと懐メロ。
長女が、小学校から図工の作品を持ち帰ってきた。
その作品には、
「名前と作品名」を書いた用紙が、のりで貼りつけされていた。
その用紙の上部に「のりしろ」と印刷されているのがチラッと見える。
それを見て次女は
「なんかイヤだよねえ」と言っているのだ。
「え、何がイヤなの?」
私は、その発言がよく分からなかった。
のりしろ、の何がイヤなんだろう?
が、発音から想像するに
「のり、しろ!(命令系)」
だと思ってる?笑
聞いてみると、やはり命令口調だと思ったらしい。
そうか、そんな風に思ってたのね。
確かにその意味合いなら
「のりで貼ってね」
「のりしてね」
とかがいいよねえ。
…
で、のりしろ。
「のりを貼り付ける余白のことだよー」
と教えたのだけど、
はて、本当か?
というか、しろってどんな字?
漢字を調べてみると「糊代」だった。
漢字、書けないわ。
というか、糊ってこんな字なんだね。
そして
「糊代」という漢字だけみると
「糊の代金」って認識する人もいそう?
のりしろ(命令系?)
のり代(のりよ?)
糊代(糊の代金?)
どの表示でも、なにかしら勘違いを生みそう。
…
実はこういうことって、他にもあるのかもしれないよね。
昔、妹が
「懐メロ」のことを「夏メロ」だと思ってた!
と笑いながら教えてくれたことがあった。
うん、あるあるだよねえ。
まあ懐メロの場合は、文字でみれば「懐かしのメロディ」と分かるけど、のりしろは分からない。
発音してはじめて、どういう認識をしているかが分かる。
って考えるとさ
言葉って便利だけど、どう受け取られているか?
って、考える必要があるってことよね。
このnoteはテキストオンリーだけど
もしかしたら、こちらが意図したものとは違う受け取り方をされているかもしれない。
noteで書くときは、いつもこれを前提にしてるんだけど。
まあこの前提を、忘れて書いてることも多々あるけど。笑
でも、記事をチラッとでも覗いてくれる人がいるなら、
なるべく誤解なく、勘違いされにくい表現を選びたいなあ。
のりしろ話から
そんなことを思ったよ、という話でした。
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