【Xデザイン学校】ベーシックコース #7 構造化シナリオ法(11/30)
今回は、ある程度検討してビジネスモデルをもとに、構造化シナリオ法を使い、バリューシナリオ、アクティビティシナリオ、インタラクションシナリオを作成しました。
チームワークで大事にしたこと
今回の授業の前に、Cチームでは、対面とオンラインで事前にある程度チームの合意形成を行ってから、授業に臨みました。
具体的には、
・今回は、授業で習ったプロセスを重視し、アウトプットの質の高さは求めない。(今回は、イノベーションを生み出すことが目的ではない。)
・今ある材料で、最善のゴールを目指す。
・チーム全員が納得感を持って前に進む。
意見を発散させて、収束できる良いチームだなと思います。
【ワーク1】 バリューシナリオ
ユーザーに提供する価値を言語化します。
☆ポイント
上位下位関係分析から導き出したユーザーの本質的欲求と、ビジネスの提供価値で記述した記述した内容をもとに、シナリオとして記述する。
ユーザーの本質的欲求➕ビジネスの価値=サービスになる。
また、ユーザーの本質的欲求が、シーンになる。
Cチームのバリューシナリオ
既存のアセットであるデバイスを組み合わせ、直接会わなくても「実際会うのと遜色無い」レベルのコミニュケーションを可能にさせる空間を作ることで、リモートでどこでも仕事ができるようになる。これにより、移動コストが下がり、生産性を高められる。
施設を保有している人(シェアオフィス、公共施設、駅など)は、必要なデバイスを借り、本空間を提供し利益をあげることができる。
※あまり詳しく書けないので概要です。
【ワーク2】 アクティビティシナリオ
バリューシナリオで想定されるシーンを複数記載し、そのシーン毎にアクティビティシナリオを作成します。ユーザーの活動(コト)を記載します。
☆ポイント
アクティブティシナリオはユーザーが行う作業について記述するが、UIの要素についての名前は使わない。おばあちゃんが読んでもわかるくらい、平易な言葉で記載する。
アクティビティシナリオを物語のように表現する作業が一番大切。ここできちんと価値を表現できれば、デバイスが進化してもデザインへ落とし込める。
タスクは、ユーザーの行動を構造化し、デバイスに依存しない作業のステップを記載する。
Cチームのバリューシナリオ
(シーン:会議が終わったら議事録が作成され、後から確認する事ができる)
タカシは打ち合わせが終わったので部屋を出た。夕食の時間に間に合い、家族で食事できる事を嬉しく思う。
夕食後、議事録が届き、参加者、議事内容、それぞれのタスクについて確認する事ができた。
タスクに期限をつけて忘れないように、次の打ち合わせまでにタスクを完了するスケジュールを立てた。(以下、省略)
【ワーク3】 インタラクションシナリオ
アクティビティシナリオのタスク毎に、インタラクションシナリオを作成します。ユーザーが目標に向かう具体的な操作(モノ)を記載します。
☆ポイント
インタラクションシナリオでは、ユーザーインターフェースの具体的な構成要素の名前を使う。
タスクはアクティビティシナリオから転機する。
Cチームのインタラクションシナリオ
アプリから通知がきて、アプリを開く。参加した会議一覧から、先ほど参加した会議を選択する。
議事内容を改めて確認する事ができた。
会議で決まったタスクが一覧で出ていて、担当者を期日を入力できるので、自分で期日を入力した。(以下、省略)
最後に
シナリオは、どれだけユーザーの体験を言語化し表現できるかにかかっており、言語化が苦手だと最初はとても難しく感じます。ただ、体験を明確にするのにとても役立つと思います。
ユーザーの活動を想像し、どのようにユーザーが動くのかを明確にすると、その後、インタラクションシナリオで必要な機能や遷移がクリアになります。
サービスを考える際、考えをそのままワイヤーに落とすことをやりがちですが、構造化シナリオ法は、とても有効な方法だと思いました。
あっという間に、Xデザイン学校も残すところ後3回。しっかり学んで行きたいと思います。
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