「18歳成人社会を考える」
2022年4月、民放改正により成年年齢が18歳に引き下げられました。この改正によって当事者である若者たちに具体的にどのような影響があるのでしょうか。
よこはまユースではこの変更を踏まえ、2019年度~2021年度にかけて「成年(成人)年齢引下げに関する勉強会」を実施してきましたが、この度その内容を情報誌「YOKOHAMA EYE'S2021特別号」としてまとめました。本誌では勉強会の要旨に加え、新たに寄稿いただいた記事も掲載しています。また巻末資料として「成年年齢に引下げに伴う年齢要件の変更について」を付記しました。
YOKOHAMA EYE’S 2021特別号 目次
■成年(成人)年齢引下げに関する勉強会(要旨)
●「成人年齢18歳」を若者が参画する社会への転機に
宮本 みち子(放送大学名誉教授)
●18歳に成年年齢が引き下がることとユースワーク
津富 宏(静岡県立大学教授)
●子供の自立支援と18歳成人社会
高橋 温(新横浜法律事務所弁護士、子どもセンターてんぽ事務局長)
●ユースワークと18歳成人社会
-北欧のユースワークと若者政策との比較から
両角 達平(国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター研究員)
■寄稿
①成年年齢18歳の社会を消費者行政から考える
~横浜市消費生活総合センターの取組~
魚本 一司(横浜市消費生活総合センター長)
②主権者教育と18歳成人
佐藤 治(神奈川県高校教職員組合)
■資料
成年年齢引き下げに伴う年齢要件の変更について
記事はこちらからお読みいただけます。
YOKOHAMA EYE’S 2021 特別号「18歳成人社会を考える」
また、当事者である若者がこの変更をどのように捉えているのか、2020年に実施したヒアリング調査の結果も公開しています。
青少年の「成人」意識に関するヒアリング調査報告書
ぜひお読みいただき、今後若者と関わる機会においてご参考にしていただければ幸いです。