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日経平均1200円安をどう考えればいいのか?

先週金曜日に日経平均が1200円安をするというおおきな急落が起こった。


 私が心配しているのはせっかく投資業界に足を踏み入れた投資家の方々が「やっぱり株は怖いからやめよう」と考えてしまうことだ。

そこで、大切なことを少し話していきたい。

今回の急落に関して報道ベースでは下記の2点が指摘されている①世界的な金融緩和状態→ボラティリティの上昇。②ワクチンの接種がウィズコロナではなくアフターコロナをもたらす可能性が高い。ウィズコロナ銘柄から、変化に対応し実績を出せる企業の選別がはじまっているということ。

つまり株式市場は現在端境期にいるわけで、投資家達も不安になりやすい時期だと思う。

しかしながら、視野を広げて考えればはっきり言って今回の急落なんて誤差にしか過ぎない。2013年に起きた「テーパータントラム」を思い出してほしい。(当時FRBが緩和縮小をアナウンスしたことで市場が急落した出来事)その後大恐慌入りしただろうか?

私達は時にドラマティックな展開を期待するが現実はそうなることは少ない。

少なくともトレーダーではなく投資家になろうとするのであれば先の急落で動揺する必要は全くない。長期積立分散投資を粛々と続けていけばいいだけだ。


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