横浜市政策経営局データ経営部

横浜市政策経営局データ経営部公式noteです。横浜市でのデータ利活用、施策評価、オープ…

横浜市政策経営局データ経営部

横浜市政策経営局データ経営部公式noteです。横浜市でのデータ利活用、施策評価、オープンデータ、EBPMの推進など、庁内での取組のほか、企業や研究者の方々との取組なども配信していく予定です。

マガジン

最近の記事

ロジックモデル作成奮闘記(#施策評価2)

 みなさん、こんにちは。施策評価担当です😀  中期計画の施策に紐づく事業約1,300事業について、令和5~6年度にかけて、段階的にロジックモデルを作成しています。173施策中、5年度は81施策を、そして、6年度は残り92施策で実践中です。 ロジックモデルを作成を通じて、「事業の目的を改めて確認」するとともに、「事業の実施効果をどのように検証するか」といったことも考えていきます。この結果を翌年度予算の事業計画に反映し、市民のみなさんの期待に応える施策・事業に取り組みます。  各

    • 施策評価チーム、活動中!     (#施策評価1)

      みなさん、こんにちは😊 評価制度の再構築・推進に向け活動していた「評価制度専任チーム」。この度体制強化し、さらには総務局行政イノベーション推進室から政策経営局データ経営部に移り、データドリブンな施策評価の本格実践に取り組んでいます。そんな私たちの今年度の取組について紹介します! ※画像に映ってるメンバーは、施策評価のアドバイザー業務で御協力いただいているEY新日本有限責任監査法人の皆様と、データ経営課の施策評価担当です。 今年度もやります、ロジックモデル作成  昨年度から

      • 2年目スタート!データ利活用プロジェクト推進中

        みなさまこんにちは。 横浜市政策経営局データ経営部(データ利活用広報チーム)です。 昨年度横浜市データ・ストラテジー担当が設立され、はや1年がたちました。この4月から“担当(ライン)”から“部”へ体制面の拡充となりました。データ活用が横浜市の政策運営に欠かせないものとなり「データ経営」という名を実現できるよう引き続き頑張りたいと思います。そしてこのnoteアカウントも昨年度後半から運用を始め、様々な記事を通し多くの方々に横浜市のデータ利活用の取組やEBPM推進に関わる検討

        • 改めて、横浜市データ・ストラテジー担当です!

          皆様、こんにちは。横浜市データ・ストラテジー担当(広報チーム)です。 前回までは、産官学で考えるデータ利活用についての座談会レポートとウェルビーイング指標のワークショップ参加レポートをお届けしました。 今回は、令和5年4月からスタートした私たちデータ・ストラテジー担当について、改めて自己紹介します。 設立背景・目的横浜市では平成28年12月の官民データ活用推進基本法の成立を受け、官民のデータ活用としては全国の市町村で初めてとなる「横浜市官民データ活用推進基本条例(リンク)

        ロジックモデル作成奮闘記(#施策評価2)

        マガジン

        • 施策評価
          13本
        • データ利活用
          1本

        記事

          100大事業の外部点検!(行イノ#11)

           市税など一般財源を多く活用する上位100事業(以下、100大事業)について、事業評価の一環として、分析や自己点検を進めています。その内容は、「横浜市役所100大事業(行イノ#2)」や、「100事業を自己分析(行イノ#5)」で紹介してきました。これらの分析・自己点検結果を踏まえて、各事業の所管部署による主体的な改善に取り組んでいます。  主体的改善について、別角度からの点検結果をもとに、新たな「気づき」を生み出し、更なる改善へとつなげていけるように、EY新日本有限責任監査法人

          100大事業の外部点検!(行イノ#11)

          横浜市が「めざす未来」を実現する政策とは。地域幸福度指標(ウェルビーイング指標)の可能性について考えました。

          皆様こんにちは  横浜市政策局データ・ストラテジー担当(広報チーム)です。  今回はデジタル庁が主催する「地域幸福度(Well-Being)指標活用1Dayセミナー」に参加し、ウェルビーイングについて学ぶ機会がありました。その様子をお伝えするとともに、後半では横浜市立大学黒木先生よりウェルビーイング指標の活用について実践で役立つヒントや今後の方向性について伺いましたのでそのインタビューの様子をご紹介します。 1 政策検討において、都市を俯瞰的に捉えるプロセスが大切。“ウェル

          横浜市が「めざす未来」を実現する政策とは。地域幸福度指標(ウェルビーイング指標)の可能性について考えました。

          【横浜市EBPM座談会③】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          皆様こんにちは。 横浜市政策局データ・ストラテジー担当(広報チーム)です。 横浜市ではデータ利活用を取り入れた政策形成を推進する取組を進めています。本市の取組をご紹介するとともに、データ利活用によって目指す方向性についてみなさんと考えるきっかけになればと思い、noteを立ち上げました。さまざまな関係者にお話を伺いながらデータ利活用の将来像について深堀りしていきたいとおもいます。 3回に分けてお届けしている今回の座談会開催レポートですが、第1回では「官民でのオープンデータ利

          【横浜市EBPM座談会③】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          【横浜市EBPM座談会②】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          皆様こんにちは。 横浜市政策局データ・ストラテジー担当(広報チーム)です。 横浜市ではデータ利活用を取り入れた政策形成を推進する取組を進めています。本市の取組をご紹介するとともに、データ利活用によって目指す方向性についてみなさんと考えるきっかけになればと思い、noteを立ち上げました。さまざまな関係者にお話を伺いながらデータ利活用の将来像について深掘りしていきたいと思います。 3回に分けてお届けしている今回の座談会開催レポートですが、第1回では「官民でのオープンデータ利活用

          【横浜市EBPM座談会②】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          【横浜市EBPM座談会①】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          皆様こんにちは。 横浜市政策局データ・ストラテジー担当(広報チーム)です。 横浜市ではデータ利活用を取り入れた政策形成を推進する取組を進めています。本市の取組をご紹介するとともに、データ利活用によって目指す方向性についてみなさんと考えるきっかけになればと思い、noteを立ち上げました。さまざまな関係者にお話を伺いながらデータ利活用の将来像について深掘りしていきたいと思います。 まず初めに、昨年11月に開催した『データを基軸とした政策デザイン』をテーマとして行った座談会をご

          【横浜市EBPM座談会①】データ利活用について横浜市職員×研究者×ビジネスパーソンが熱く語る会。

          Y-ZMD使ってますか?(行イノ#10)

           10月11日に開催された第1回デジタル行財政改革会議で、有識者のお1人が「横浜市財政見える化ダッシュボード」を取り上げてくださいました。  本日は、この財政見える化ダッシュボードを紹介していきます! 会議資料に、Y-ZMD発見! 財政見える化ダッシュボードを取り上げてくださったのは、株式会社マネーフォワードグループ執行役員の瀧俊雄さん。「デジタル行財政改革を通じて、社会をもっと前に」の中で、日本の行政・財政には、デジタル活用による二つの伸びしろがあると言及されています。

          Y-ZMD使ってますか?(行イノ#10)

          歳出改革基本方針8ページを1枚にまとめてみた(行イノ#9)

           9月4日(月)から令和6(2024)年度の予算編成がスタートしました。スタートにあわせて発出する「歳出改革基本方針」には、歳出改革の「基本的な考え方」「6年度予算編成で反映していく歳出改革の取組」「6年度予算編成と連動した執行体制づくり」などが盛り込まれています。  歳出改革基本方針は以下8ページにわたります。  あっ、8ページ分の画像あけて、全部読んでしまいましたか?もしくは途中で断念してしまったでしょうか?  全部読むのも大変なので、ざっくりパワポ1枚にまとめてみまし

          歳出改革基本方針8ページを1枚にまとめてみた(行イノ#9)

          公会計・決算統計分析研究会 ✕ 横浜市行政評価(行イノ#8)

           8月25日(金)、公会計・決算統計分析研究会にお邪魔して、横浜市の「財政情報の見える化」と「行政評価の取組」についてお話させていただきました!  研究会では、「地方単独事業(ソフト)」の決算統計を使って、歳出の自治体間比較の分析をしています。参加団体は、札幌市、栗山町、東神楽町、芽室町、小清水町で、北海道大学大学院の先生方が分析をサポートしています。また、北海道庁もオブザーバーとして参加しています。  分析テーマと少し異なりますが、研究会メンバーは財政部門の方々が中心でした

          公会計・決算統計分析研究会 ✕ 横浜市行政評価(行イノ#8)

          ロジックモデルの作成(行イノ#7)

           施策評価と事業評価の取組を開始してから、早いもので既に2か月。  このうち、施策評価は、はじめての取組です。施策評価を行うにあたり、中期計画(いわゆる基本計画)の政策-施策-事業体系に沿って、施策のアウトカム指標化、そして、施策に紐づく各事業のロジックモデルづくりを事業所管部署にて鋭意実施中です。  今回は、ロジックモデルづくりの様子を報告します。 まずは考えてみる  横浜市では、市が実施する事業ごとに「事業計画書」を作成しています。事業計画書には、ロジックモデルの要素

          ロジックモデルの作成(行イノ#7)

          行政評価、始動!(行イノ#6)

           時代の変化や多様化・複雑化する市民ニーズに最もふさわしい行政サービスを提供し、持続可能な市政を運営していけるようにするための取組の一つとして、施策・事業評価制度を進めています。  そんな評価制度の取組について、これから随時報告していきたい思います!今回は、われわれ評価制度専任チームとタッグを組むEY新日本有限責任監査法人のみなさんとの意見交換の様子を報告します😊 2つの評価 横浜市の行政評価には「施策評価」「事業評価」の2つの種類があります。施策評価は新たに、事業評価はこ

          行政評価、始動!(行イノ#6)

          100大事業を自己分析(行イノ#5)

          100大事業(一般財源活用額の多い上位100事業)について、事業所管部署による自己分析を行い、1月27日に公表しました。今回は、この自己分析をテーマに説明します。 100大事業を自己分析した趣旨 将来の財政見通しを推計すると、2030年度の収支差(歳入と歳出の差)は▲500億円となり、歳入額に対し、歳出額が500億円多くなると見込まれます。  この収支差を解消するための取組の一つが、100大事業の自己分析です。100大事業の現状や課題等を分析し、分析を踏まえて個々の事業構造

          100大事業を自己分析(行イノ#5)

          プロマネ(行イノ#4)

          行政イノベーション推進室です。今回は、2022年12月末に有志メンバーで実施したプロジェクトマネジメント研修について報告します。 研修開催のきっかけ 「公務員にもプロジェクトマネジメントが必要」 数々の民間企業の経営アドバイスや地方自治体の組織改革に携わっている専門家からのこの助言をきっかけに、プロジェクトマネジメントについて学ぶことにしました。  マネジメント改革こそが働き方改革の中核で、働きやすい環境、働き甲斐のある環境整備はマネジメントによるところが大きいこと、つまり