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J2リーグ第6節 vs ヴァンフォーレ甲府

みなさんこんにちは。
横浜FC C.R.Oの内田 智也です。J2リーグ第6節のヴァンフォーレ甲府戦のマッチレポートをお届けします。

前節、アウェイで行われたファジアーノ岡山戦は、前半にペナルティキックで先制を許すも、後半フェリペ ヴィゼウ選手のヘディングシュートで同点。その後もチャンスや決定機を作り出すも、得点を挙げることができず、1-1で引き分け。勝点1を分け合う形となりました。
アウェイでの勝点「1」。この結果に対して、今シーズンのチームや選手達の捉え方が変化しているように感じます。
昨季は、舞台がJ1リーグで相手が格上ばかりという事もあり、勝点「1」を積み上げることは大きな成果だったと言えます。
今シーズン、舞台がJ2リーグへと変わり、四方田 修平監督の元、スタイルも変化。攻撃的なサッカーをプレシーズンから積み上げてきました。
「プレーしていて楽しいし、観ているお客さんもきっと楽しんでくれるのではないか」
多くの選手がキャンプの時にこのように話してくれました。

『攻撃的で魅力的なサッカー』=『勝てるサッカー』

価値観や求める理想は人それぞれだと思いますが、結果や選手によって左右されずにこの理想を追求し、チームを作り上げていくことはかなり大変な作業だと思っています。
しかし、その心配をよそに横浜FCは開幕から勝ち星を重ね、連勝を「4」まで伸ばして、ファジアーノ岡山戦を迎えました。
開幕前に抱えていた「このサッカーで勝てるかどうか」という部分は、チームが勝利を重ねる中で、自信へと変化し、「いかにして試合をコントロールして勝つか」へと変化しているように感じます。
ただ、まだシーズンは始まったばかり。そのように見極めることは時期尚早であると感じていますが、岡山戦の試合後の選手の様子やチームの雰囲気を見て、勝点「1」では満足できないという空気感を、僕自身が感じたので、書き記しておきたいと思います。(一個人の感想で長々とすいません。)

ヴァンフォーレ甲府戦・前日インタビュー

四方田監督、武田 英二郎選手の前日コメントです。

スタジアム

この日はアウェイゲームですが、フリ丸も登場。ヴァンフォーレ甲府のマスコット、ヴァンくんとフォーレちゃんと共に、様々なイベントでスタジアムを盛り上げてくれました。(ちゃっかり内田も記念撮影📷)

ダンスパフォーマンスまで披露。💃

アライバル

選手バスがスタジアムへ。この試合はフリ丸も一緒にお出迎え。

監督アライバルインタビュー

前節の引き分けという結果を受けて、選手達には、もう一度貪欲に勝ちたい気持ちを持って、ピッチに立つことを伝えて、甲府戦の準備を進めてきた四方田監督。会場入りすると時間をかけて入念にホワイトボードに、試合のポイントや戦術を書いている姿が印象的です。

ウォーミングアップ

選手のウォーミングアップがスタート。この日も多くのファン・サポーターの皆さんがスタジアムへ駆けつけてくれました。

六反 勇治選手
クレーべ選手

選手入場&集合写真撮影

ブローダーセン選手
イサカ ゼイン選手
中塩 大貴選手

フリ丸選手。いやいや、中塩選手と仲良くて、ついていきたい気持ちは分かるけど。

長谷川 竜也選手
武田 英二郎選手
亀川 諒史選手とフリ丸。

甲府戦スターティングメンバー

左サイドに武田選手、1トップには、前節得点を挙げたフェリペ ヴィゼウ選手が先発に名を連ねました。

前半主導権を握ったのは、横浜FC。相手のプレスを剥がしつつ、相手陣内へ攻め入る時間帯が増えます。ここ数試合の課題でもあった試合の入り方という部分でも、全員で声を掛け合いながら、集中力を保ち、ゲームを進めます。
迎えた前半20分。左サイドで起点となった長谷川 竜也選手が得意のドリブルから、切り返して右足でクロスボールを送るとそこに飛び込んできたのが、小川 航基選手。見事に頭で合わせて、先制に成功します。
小川選手は今シーズン4ゴール目。

小川 航基選手

その後も、両サイドを起点とした攻撃、ボールを失った後の素早い守備への切り替えで相手に主導権を渡しません。

武田 英二郎選手
イサカ ゼイン選手
フェリペ ヴィゼウ選手

迎えた前半42分。前線からの素早いチェックでフェリペ ヴィゼウ選手がボールをカットし、相手ディフェンスを引き付けながら、ラストパス。ここに走りこんだ齋藤 功佑選手が左足を一閃。これが見事にサイドネットに吸い込まれ、追加点を奪います。

ハーフタイム

2-0と前半を理想的な展開で終えた横浜FC。リードを2点保って後半へ。

監督ハーフタイムコメント

後半はホームのヴァンフォーレ甲府にペースを奪われます。途中出場の甲府のフォワード、ウィリアン リラ選手を起点にした攻撃に、横浜FCは我慢の時間帯が続きます。

亀川 諒史選手
岩武 克弥選手
伊藤 翔選手
クレーべ選手

後半22分。サイドからのクロスボールを合わせられ失点。2-1となり、リードは1点となります。横浜FCはフレッシュな選手を次々とピッチへ送り込み、3点目を奪いに行く姿勢を見せます。

高橋 秀人選手

試合終了

ヴァンフォーレ甲府 1-2 横浜FC
得点者:
20' 小川 航基(横浜FC)
42' 齋藤 功佑(横浜FC)
67' 長谷川 元希(甲府)

後半は押し込まれる展開が長くなるも、最後の場面でしっかりと跳ね返すことで失点を回避しながら、ゲームを進めた横浜FC。ブローダーセン選手の好守も光り、2-1で試合終了。開幕から6戦負けなしとなりました。

しかし勝利後の選手達の表情は硬く、苦しみながらもぎりぎりで勝利した安堵感とこの試合で出てきた課題への反省の色が色濃く見えました。次節は中3日で、ホーム・モンテディオ山形戦。良い準備をして、良い結果に繋げられるように。
雨の中、スタジアムで最後まで戦ってくれたファン・サポーターの皆さん、そしてDAZNで応援してくれた皆さん、熱いサポートをありがとうございました。次節も勝利を目指して、共に戦いましょう!

記者会見

四方田監督、中塩 大貴選手、ブローダーセン選手が記者会見に臨みました。

3月30日(水) モンテディオ山形戦イベント情報

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