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和歌山キャンプ11日目

和歌山キャンプも11日目を迎えました。
今回のキャンプで横浜FCの選手たちがトレーニンググラウンドとして使用しているのが「上富田スポーツセンター」。
今年で4年目となりましたが、年々グラウンドの状態が良くなっていると感じます。(生意気言ってすみません)
良いキャンプを行うためには、良いグラウンドは絶対条件。メンテナンスも含めて、どのようにこの芝生を管理されているのかグラウンドキーパーの山本さんにお話をお聞きしました。

グラウンドキーパーの山本さん

この仕事を始めて13年目を迎えた山本さん。以前は自営業で建築関係の仕事をされていました。リーマンショックの影響や息子さんがサッカーをしていたこともあり、芝生の管理の仕事に就きました。
前任者の方からの引継ぎなどがなく、何も知らないところからこの仕事をスタートした山本さん。和歌山県内の様々な場所へ頭を下げて回り、グラウンドの芝生を見せてもらいながら、独学で芝生管理について勉強を続けました。

□芝生管理で気をつけている点はありますか?
山本さん:「年間での使用頻度が高く、小学生から、プロのサッカーチーム、ラグビーチームなどが使用するグラウンドになっており、それぞれのニーズにグラウンドのコンディションを合わせながら、耐久性やクオリティーも落とさないように試行錯誤しながら取り組んでいます。

□この仕事をしていて喜びを感じる瞬間
山本さん:「グラウンドがきれいですね。とかとても良いグラウンドですね。と言っていただけるとやはり嬉しさがこみ上げてきます。近年ではプロのサッカーチームが来ていただけることもあり、満足のいくピッチに仕上げるために、チームの関係者の方には、先に芝生の状態などの意見をいただくようにしています。以前は悔しい思いをすることもありましたが、最近ではお褒めの言葉をいただいていいます」

□Jリーグのサッカーチームがキャンプで訪問すること
非常に嬉しいです。どういったトレーニングメニューをしているのか、グラウンドの使用状況を間近で見られる貴重な機会です。また選手のトラクションもしっかりと見ることができます。トラクションとは足の踏ん張りや引っ掛かりの事で、選手のプレーによる芝生の傷み方などを見ています。

□このグラウンドのここを見てほしい!
水はけが大変良くて、以前ラグビーのワールドカップの際に検査を行ったところ5点満点中4.5点という評価をいただいています。

まだまだ志半ばだと研究熱心な山本さん。今後も機会を見つけてはプロのトレーニング場やスタジアムへ足を運び、知識を深めたいと仰られていました。
素晴らしいピッチをありがとうございます。

という事でここからは今日のトレーニングの様子をお届けします。
明日に試合を控えていることもあり、今日のトレーニングは午前中のみとなりました。

撮影していると、、、何か視線を感じる。。

大内選手ずっとこっち見てるー。ハマのイタリアーノをパチリ。
ウォーミングアップが終わると続いてはボール回しへ。

松浦 拓弥選手
中村 俊輔選手

判定を巡って、松浦選手の言い分に思わず中村選手は大笑い。松浦選手の主張が通ったみたいです。

クレーべ選手
和田 拓也選手
ブローダーセン選手
齋藤 功佑選手
中村 拓海選手

昨日のユニフォーム撮影ではシャイな一面を見せてくれた中村 拓海選手。詳しくは「CAMP VLOG day10(後編)」をご覧ください。

ヴィゼウ選手と長谷川 竜也選手
市川 暉記選手

午前中のトレーニングが終了。このキャンプのトレーニングの締めはすべて高木選手のもようです。

緊張した面持ちで挨拶をする高木選手
締めのあいさつを終え、清々しい表情を見せる高木選手

明日はトレーニングマッチを予定しています。上富田の天気予報はあいにくの雨予報。見学へお越しの方は雨具や防寒具をお持ちになり、くれぐれも体調崩されないようご来場ください。これまでの集大成として、良い形でこのキャンプを締めくくれるようしっかりと準備をして明日に臨みたいと思います。それではみなさんごきげんよう。


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