プロジェクトマネジメントで最初に決めることは、後々を救ってくれる。
プロジェクトマネージャー向けの勉強をする中で、「ふおお!有益!」と感動したことを晒すシリーズを綴ろうと思う。
※受験料がバカにならない金額なので、忙しかったら更新は途絶えます。
俺らPMPさ取るだ(吉幾三の声でお楽しみください)
資格は無ェ 時間も無ェ 知見はだいたい経験値
教えれ無ェ 余裕も無ェ PM(ピーエム)仕事をぐーるぐる
朝起ぎて 出社して 毎回何か起きている
手順も無ェ バッファも無ェ ローンチ日時は決まってる
俺らこんなPMいやだ 俺らこんなPMいやだ
こんな体験をしてますよね? PM経験者のみなさん。
そこで私は決めたんです…ちゃんと聞かれたら伝えられるように。
さまざまなトラブルを「よくあること」として対処できるように。
体系立てて学ぶということを…
プロジェクトマネージャー経験者が、PMP( Project Management Professional )の資格試験を勉強しながら、「有益っ」って感じたことを綴っていこうと思います。
大事なことなので二度言います。
※受験料がバカにならない金額なので、忙しかったら更新は途絶えます。
プロジェクトマネジメントってなんだ?
プロジェクトというのは「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する、有期性のある業務」だそうです。
プロジェクトマネジメントは、そのプロジェクトに求められる要求事項を満足させるために行うマネジメント活動そのもの。
各種の知識・経験・技能・技法が適用されます。
プロジェクトマネージャーは、その責任を持つ人。計画段階の前に、プロジェクト憲章の作成中の任命がベスト。ビジネス要件までは持たないケースがある。
プロジェクト開始時に用意されるもの(立上)
プロジェクトの正式発足を認可するプロジェクト憲章というものがあります。目的、成功基準、要求事項の概要、主な成果物、スケジュールや予算の概要、プロジェクトの終了基準、PMの責任権限レベル、プロジェクト憲章自体を認可する人の名前とかが書いてあります。
本来は、そのプロジェクトを依頼する側がPMが関与する中で書くのですが、PMはここから計画・実行・コントロールの権限を持つことができます。
また、プロジェクトへのステークホルダーの特定も行います。
ステークホルダーはスポンサーもいれば、プロジェクトチームのメンバーや受益者も含む「プロジェクトに影響を及ぼす人」が入ります。
その人達が何を臨み、何を要求するか?の管理計画も立てられます。
ここからプロジェクトマネジメント計画書や、スコープ記述書を作成していきます。
この基準があるからこそ、必要なことに集中できるということです。
投資に見合う成果を上げるために、判断材料を提供するのがビジネス文書というもの。ここにはビジネスケース(市場の需要、組織のニーズ、顧客要求、技術的進歩、法的要件、生態系配慮、社会的ニーズなどを汲んだ契機を記載)とベネフィットマネジメント計画書が入ります。
要は、こういうニーズに対してこのプロジェクトを起こし、こういう成果を目指しますというもの。
上記を行う上で、何らかの合意があったら「合意書」として残します。
作られる「プロジェクト・マネジメント計画書」は3つのベースラインを決めます。
①スコープ・ベースライン
②スケジュール・ベースライン
③コスト・ベースライン
成果はここで、スケジュールと、予算守ってな!という内容です。
ここに組み込むものが体系的に知るだけで全然違う。
特に①のスコープ・ベースラインをしっかり組むのが、私はPMPって良い資格だなと思いました。
逆に言うと、それ以外のことに当たる無駄は、徹底的に省け!というのがPMの仕事だということです。
私の「ふおお!有益!」ポイント
やらないことも決められるって、マジ、最高!
やるにあたっての憲章含め、ビジョンを決めて動けるって、マジ、最高!
というのが今回の「ふおお!有益!」ポイントです。
最初に、
誰が何を言いそうか?
どんな計画をいつまでにどう立てるか?
品質管理はどうするか?
等々を決めていたら、後で迷わないで済みます。
いままでやってきたPMでは、途中でスコープが否応なく変わることってあって、涙を呑んで堪えるんですね。
なので、どの辺が変更要素になった時に気を付ければいいか?
を最初に覚悟できるのは、それだけでありがたいなって思いました。
以上、今日のPMP勉強の閑話休題でした。
#資格試験 #勉強 #PMP #プロジェクトマネジメント
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