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気さくに街を走り抜けるデンマーク皇太子

先日、デンマークの主要都市で、ランニングのイベント「Royal Run」が行われました。もともと、フレデリック皇太子の50歳の誕生日を記念して、市民が参加できるイベントをと2018年に企画されたものですが、かなりの人気を博し、市民のスポーツ促進イベントとして翌年以降も続いているものです。

皇太子だけではなく、メアリー皇太子妃や子供たちも市民とともに走りますが、その気さくさ、市民との距離の近さは、日本人としてはかなり驚き。

以下、大会事務局が提供している当日の写真です。

休憩ポイントのフレデリック皇太子
バナナを手にセルフィーにおさまっていたり
メダルを渡す役割も
メアリー皇太子妃も走ります
子供たちも頑張っていました

こういうイベントだと、テレビで流れる部分だけ少し走って終わり、というパターンもありえますが、すごいと思うのは、本当に全部走っているところ。しかも、かなりいいスピード。

大会事務局に聞いたところ、この日のフレデリック皇太子の記録は

オールボーの1マイルレース(1.6km):  8分6秒
オーフスの5kmレース:  23分31秒
コペンハーゲンの10kmレース:  49分39秒

だったそうです。54歳の皇太子が10kmレースで50分を切っているのは、けっこうなスピードかと。しかも1日で国内3都市を回って、合計16.6km走ったわけで。私を含めて、多くの人が自分の運動不足を省みたに違いない…。

このリンクの最後に動画がありますが、この日のニュースは、長男のクリスチャン王子(16)が父親に勝った、ということでした。動画を見ると、2人とも市民に混じってふつうに走っている様子がわかります。

ちなみに、メアリー皇太子妃の記録は、

コリングの1マイルレース(1.6km):9分
ネストベズの5kmレース : 27分39秒

だったそうです。こちらもなかなかのスピードですよね。

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