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Business Insider で有料会員向け(月額890円)に執筆している連載「なぜ北欧は『幸せの国』になれたのか」を全文掲載します。また、連載記事を深掘りする内容や関連する…
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記事一覧

デンマークは医師でも残業ゼロ、日本人医師がみた「脱・自己犠牲」で効率的に働く仕組み

この連載では、北欧・デンマークが、いかに幸福度も競争力も高いという社会を作り上げてきたの…

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世界競争力1位のデンマークは「単なる経済成長」目指していない。国の成功の鍵は「生産性…

2022年に私がこの連載を始めることにしたきっかけの一つが、この年、デンマークが世界競争力ラ…

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デンマークはなぜ化石燃料依存から「再エネ8割」へ変身できたのか。原発に頼らず経済成…

この連載は、午後4時台がラッシュアワーという働き方をしているデンマークの人たちが、どうや…

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デンマークの中心地にはなぜ高層ビルが存在しないのか。建築家ヤン・ゲールが広げた「…

北欧・デンマークで暮らし始めてから何年目だったか、イギリス・ロンドンに遊びに行った時の戸…

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学生寮、オフィス、刑務所…デンマークが建築のクオリティにこだわる理由。鍵は「自分…

コロナ禍が一段落したこともあり、日本からデンマークを訪れる人が増えたように感じている。 …

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働く人を大事にするデンマークのオフィス環境

今月のBusiness Insider連載は、建築をテーマにしました。デンマークの建築家たちが、「建築と…

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デンマークで「デザイン」の課題解決力を実感。公園設計から人件費の無駄カットまで、未来を見通した社会を実現

この連載を始めたのは、2022年の世界競争力ランキングで、北欧の小国であるデンマークが1位となったことがひとつのきっかけだった。6月に発表された2023年のランキングでも、デンマークは再び首位となり、これで2年連続のトップとなった。 連載第1回に書いたことだが、縁あって住むことになったこの国が各種の国際ランキングで高い評価を受けているのを見ながら、なぜこうして“一歩先”を進むことができるのだろうか、と疑問に思っていた。 連載第11回の自転車インフラを例にとっても、「都市は

”伝道師”ベイソン氏が語る、デンマークの競争力

今月の連載記事では、国立機関「デンマーク・デザイン・センター(DDC)」CEOであるクリスチャ…

ハーバードの同窓会で学んだ、人生後半に幸せになる人の特徴。デンマークの暮らしと符…

2022年9月にスタートしたこの連載も、今回でちょうど1年になる。この原稿を書いている時点で、…

幸せを遠ざける"弱点"を見つける方法

今月のBI連載は、夏休みということもあって、ちょっとトーンを変えた内容にしました。米ハーバ…

自転車大国デンマークのインフラ整備にみる“人間中心のデザイン”。「都市は、計画し…

デンマークの首都コペンハーゲンに住むようなって感じたことの一つが、生活のしやすさだった。…

7歳娘と自転車で34km走った日

今月のBusiness Insider連載記事は、自転車の街・デンマークをテーマにしました。記事は今月26…

「デンマーク移住」日本人には超難関。福祉国家ゆえの厳しい人材フィルター、最低年収は…

これまでこの連載では、午後4時すぎには帰宅するような短時間労働の文化や、それでも経済競争…

デンマーク移住を考える方にお伝えしたい理想と現実:実践編

先日、日本から視察にこられた人たちをアテンドしていた時に、私の書いているものについて「7年住んでいる人のものとは思えない内容」と言われました。一瞬、ご批判をいただいたのかなとドキッとしたのですが、日本にいる読者の心情をよく汲み取れている、といういい意味だったそうで、ほっとしたところでした。 確かに、記事を書く時には、できるだけフラットな感覚を持つようにしています。よくある北欧のイメージをあまり意識せず、今起きていること、デンマーク人たちの感覚をできるだけ盛り込むようにして、