もりおゆうさんのnoteでしまわれていた記憶が蘇った…紙芝居の思い出

ヘッダーの写真はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。joxkさん、ありがとうござい ます。

紙芝居のタイトルを思わず「リトブコ」➡️と読んでしまったのは私だけではないと思いますが☺️「コブトリ」⬅️ですね。日本むかし話の「こぶ取り爺さん」。懐かしさを感じさせてくれるフォトです。

イラストレーターもりおゆうさんの紙芝居についてのこちらの記事を読ませていただきました。私は昭和30年代の生まれですけれど、紙芝居屋さんは実際には見たことはありません。でも、話にはよく聞いています。駄菓子を食べながら紙芝居を見る…そんな昭和の風景をイラストにされています。今ではあまり目にすることも無い紙芝居。懐かしいです。

自分ごとになりますが、私はこちらの記事を読んで、もうすっかり忘れていた子供の頃のことを思い出しました。

もりおゆうさんにもコメントさせて頂いたのですが、子供の時、実家には紙芝居がいくつかありました。当時、幼稚園や小学校には紙芝居はよくありましたが、個人宅に置いていたのは珍しかったのではないかと記憶しています。

友達が遊びに来た時や、私や姉妹(三姉妹です)の誰かが具合が悪くて寝ていた時には、元気な子が紙芝居を読んであげるということがよくありました。

何度も何度も読んでいるので、ストーリーは分かっているのに、やっぱり読みたい、読んでもらいたい。子供ってそうですよね。絵本なども、お気に入りなものは繰り返し読んで欲しがります。

紙芝居の場合は、今見せている絵をずらして半分だけ次の絵を見せて期待感を持たせたりしますが、裏の読み上げる字が書いてあるところには「半分だけずらす」のような注意書きがありました。読む時には、ちゃんと半分見えているかちょっと表側を覗いて確認なんかしてみたり。

また、「小さな声で読む」「ビックリして」などの演出もあって、その通りに読んでいました。これって、国語の音読の練習を楽しみながらやっていたことになりますね。

Amazonでちょっと検索してみたら、実家にあったのとよく似ている装丁のものがありました。まさにこの感じの紙芝居でした。

思い出したタイトルが「ミッチーのお医者さん」とか「ねむりひめ」。「ミッチーのお医者さん」で検索してみましたが、見つからず、もう無いようです。オリジナルのストーリーっぽいものでしたから。「ねむりひめ」は多分グリム童話かアンデルセン童話でしょう。

そして、こんな感じの紙芝居舞台も子供の時には実家にありました。絵を抜き差しするのに引っかかった手の感触までも何となく思い出しました。いいお値段ですが、当時はこんなに豪華ではなくて、もっと手頃なお値段だったでしょう。

もりおゆうさんのnoteを読んで、もし読んでいなければずっと思い出すこともなかっただろう記憶が蘇ってきました。

子供時代、こんな楽しみがあったんだなぁということ。

姉妹とは結婚してからはだんだんと疎遠になっていますが、病気の時に紙芝居を読み合ったりして、とっても仲が良かったんだなぁ…。しみじみです。

過去のことは思い出すきっかけがなければ記憶の引き出しに仕舞い込まれたままで、でも、無くなってしまったわけではなくて、ちゃんとずっと残っているのですね。

きっかけを与えてくださったもりおゆうさん、ありがとうございます。☺️もりおゆうさんのnoteには、懐かしい昭和の風物詩がたくさんあります。「僕の昭和スケッチ」をライフワークにされているそうです。私のように懐かしみたい方、昭和ってどんな時代?と思う方、是非読んでみてください。味わいのあるイラストにユーモアのある文章も添えられています。

昭和の戦後は、大人は復興に忙しかったし、便利な家電製品もなくて家事が重労働だった分、子供は放っておかれていたと思います。放牧ですね。🌳🐏🐐🌳

経済的豊かさはなくても、今より子供たちはずっと自由だった時代のようにも思います。



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