「お金が神」 インパクトがあった大学時代の授業
大学生の時に、一般教養の授業に宗教学がありました。何を思って選択したのか全く記憶にないのですけれど、私はその宗教学をとりました。
一般教養なので、一年生か二年生の時です。
ある時、教授(牧師さん)が「神とは何か」をテーマにして授業をされて、ディスカッション形式で授業が進められていました。
生徒は10人位だったかな。みんながそれぞれの意見を述べながら授業は進行して行きました。
授業の最後に先生が、これは長年考えてきた上での自分の考えである、と前置きして、
「神とはその人にとって一番大切なもののこと」
と言ったのでした。
「お金が一番大事ならお金、車が大事なら車が、その人に取っての神です。」☝️😊
えっ⁉️お金が神❓😲車が神❓😵
と、その時の私にはかなりのインパクトがあるお話でした。
そして、生徒全員を煙に巻いたまま授業は終了しました。
私は、牧師さんがこんなこと言っていいのか…❓と思いました。
神という言葉を聞いて、宇宙とか宇宙意識、自然、何かしらの宗教の神、神話に出てくる人格を持った人間のような神、光のような存在、自分自身の中にいる神…と、人それぞれ思い浮かべるものは違うと思います。
牧師さんのお話では、物質はもちろん、愛とか家族とか、思想信条とか…何でも神になるということですね。
その神を軸に、人生は回っていくということかと思います。
分かりやすく「お金」を例に挙げたところが、この先生の意図するところだったと今は分かります。
40年以上たった今でも、時々思い出す授業です。
この牧師さんのお話をもとにした時、みなさんに取っての神は何ですか?
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