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どんなチームで働いていますか?

あれは育休中のこと。
会社員だった私は、現職の人間関係にも仕事にも会社の文化にも満足していましたが、「育休は留学!」とばかりにあちこち顔を出して学んでいました。

そのうちのひとつ、育休者向けのプロボノ「ママボノ」では、とある国際支援NPOをお手伝いしていました。
チームミーティングを見にきていいですよ!と言われて訪れたオフィスで、私は度肝を抜かれました。

集まったNPOのみなさん、めちゃくちゃ楽しそうだったんです。

ずーっとゲラゲラ笑って、でも仕事には真摯で。仕事は、社会的にとても価値のあること。
仕事のチームでこんなに仲良しで楽しそうって、ある?!と心底びっくりしました。
私の勤務先もいい人ばかりで人間関係も良い…でもここは、次元がちがう!

帰ってから、混乱していた私は、そのNPO団体のIR資料を見て、人件費の欄に記された本当にわずかな額に、また衝撃を受けました。
つまり、あの人たち金銭的対価はあまり得ていない。「このチームにいること、この仕事が楽しい」からここにいるんだ!

「好きなことをやるために集まるチーム」が、こんなに楽しそうだとは。私の中に、「どんなチームで働くか」のパラダイムシフトが起きた瞬間でした。

もちろん、金銭的対価も大事です。
育休中に見たあのチームのような、心から楽しそうなチームで、市場並、もしくはそれ以上の金銭的報酬のあるチームが、私の憧れ。

そんな世界を垣間見せてくれたママボノは、こちら。https://mamabono.org/

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