私の命を自分軸手帳に使いたい。会社を辞めて独立しました
こんにちは。ようこ@自分軸手帳と申します。
このnoteを見てくださり、ありがとうございます。
自分軸を見つけて育てるための手帳 「自分軸手帳」の制作と、手帳を続けるためのオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」を運営しています。
ライフワークとして自分軸手帳をはじめ、3年ほど会社員と二足の草鞋を履いていました。そして自分軸手帳に専念すべく、2023年5月、会社員生活を卒業しました。
独立した理由は、「私の命を自分軸手帳に使いたいから」。
お世話になった会社は、大好きで感謝しかありません。
でも、平日昼間の一番良い時間を自分軸手帳に使えないもどかしさが、蓋をできないほどに大きくなりました。
毎日早朝に仕事をして、もっと自分軸手帳に時間を使えたら、と願った時。
毎月いただける給与に、夢だけで食べてはいけないと迷いを撤回した日。
この3年、迷いに迷いました。
迷う私の背中を押してくれたのは、半歩、一歩先を行く尊敬する友人たちでした。同じように迷うどなたかに向けた恩送りとして、独立の理由と経緯を綴ります。
手帳がライフワークになった日
私はもともと手帳好き。
学生時代から個人的な楽しみとして、ずっと市販の手帳を使ってきました。
2019年、あるきっかけで 「手帳を極める!」をテーマに、「仲間と一緒に手帳を楽しむ」ことになりました。
そこからは機会と人に恵まれ、「手帳部」を作り、「手帳クリニックになる」というセルフラベルを付け、手帳をライフワークにするために少しずつ手探りを始めていきました。
そして2020年、自分軸手帳を制作することになり、そこから手帳とのかかわりが大きく加速していきました。
パンドラの箱を開けたり閉めたり
私の手帳へのモチベーションは、「手帳で自分らしく楽しく生きる」こと。手帳に導かれる自分色の人生を 「楽しいね!」って言い合える仲間がいることは無上の喜びです。
個人的に手帳を楽しむところから、仲間と「手帳で自分軸のある主体的な人生を楽しむ」へシフトした2020年。
コロナ禍に、会社員で未就学児の息子2人を育てながら、毎日4時半に起きて自分軸手帳の制作、コミュニティの運営をしていました。
もっと時間があれば・・・と思わない日はありませんでした。
自分軸手帳に関わってから、会社員では経験しなかった、ヒリヒリした経験、挑戦、恐怖、成長を数多く経験してきました。それは同時に、会社員のありがたみと貴重さ、勤務先のすばらしさを改めて痛感する日々でもありました。
自分の中に生まれた「もっと自分軸手帳にコミットする?」という気持ちと、「会社員はやっぱり最強!」と、パンドラの箱を開けたり閉めたりする毎日でした。
自分軸手帳のワクワクする最終形
実は、私は最初から自分軸手帳に全力投球だったわけではありません。最初は腰掛け程度の気持ちでした。
たくさんの方の協力をいただいたからこそ、自分の意志より速い速度で、次第に加速していくプロジェクト。私は何度も何度も、コーチと一緒に「この先どうしたい?」を考え続けました。
自分の背後で扉が閉じていくような恐怖、手を変え品を変え訪れる挑戦、自分を縛る「べき」との闘い。そして自分軸手帳を介して触れ合う人生模様に、鮮やかで濃い「生きている」という実感と成長。
様々な感情を経験しながら、応援してくださる方々や仲間と一緒に、自分軸手帳「らしさ」を育ててきました。
2022年1月、「自分軸手帳のワクワクする最終形」を言葉にした頃から、迷いや不安よりも、確信、信念、希望のほうが多くなっていきました。
あ、わたしバランスが取れていない
それでも「やっぱり会社員でいよう」と決意していた2022年6月のこと。
自分軸手帳部の「上半期の振り返り」ページを書いていたら、何度も「バランスを取りたい」と書いている自分を発見しました。
この頃、自分軸手帳部の中では新しい企画やチームが誕生し、規模が大きくなり、関わる人が増えて複雑さが増していました。同時に私は翌年の手帳制作とプロモーション計画を立てており、身動きの取れない状況。
会社ではメンバーやプロジェクトを任せていただき、新米リーダーとして奮闘中。
朝、息子が目を覚ましたら仕事をやめて家族時間に切り替えたいのに、TVを見ている息子の小さな背中の隣に座る余裕がない。
もっとやりたいことがあるのに、時間が取れていない。
ピーンと糸が張り詰めていて、私もみんなも精一杯。一個落としたら終わり。でも不安だから、つい行動を足し算してしまう。そんな状況でした。
本業にするまでの迷い、乗り越えた方法
「バランスが取れていない」を手帳で認識できた6月。
その後、「7つの習慣」を手帳で実践していた時、「会社の仕事を第Ⅲ領域(=緊急だが重要ではない)に感じる」自分に気づきました。ようやく、「自分軸手帳を本業にしたい」と真剣に考え始めました。
とはいえ不安ざんまい。
・経済的に自立していけるのか?大丈夫?
・ずっとこれを続けられるのか?
・会社や上司に迷惑をかけないか?いや絶対迷惑
踏み切るのが怖くて、ブレーキをかけたい気持ちがたくさん沸いてきました。
私の座右の銘は、「求めよ、されば与えられん」。
「自分軸手帳を本業にする」を求めたら、きっとその方法は見つかるはず。コーチの手を借りながら、少しずつ行動していきました。
「自分軸手帳を本業にするノート」を作り、頭の中のもやもやを一つずつ言葉にしていきました。
不安も希望も、頭の中でボヤっとさせてはだめ。
これは手帳の効果と全く同じ。
やりたいことも不安も、頭の中から出して文字にするのです。
必要な情報や相談相手は、そのあとで見つかってくるものです。
ノートで思考整理を始めて数か月。
決意を固め、尊敬する上司に退職の意思を伝えたところ、驚きつつも私の人生と決断を応援してくれました。心からの尊敬と感謝を込めて、最後のご奉公と念じて、退職までを過ごしました。
自分軸手帳を本業にして3週間
4月下旬に最終勤務を終え、生活がガラリと変わって3週間。
まず感じたのは、「自由だ!!」という気持ち。
もっと自分軸手帳のことがしたい。
もっと学びたい。
第Ⅱ領域に、時間とエネルギーを費やしたい。
それを実行する自由をついに手に入れたと感じ、決断した自分を誇らしく思います。
そして、高揚感と同時に訪れたのが、無所属新人感。
すべてを自由に決めて良いので、無駄にソワソワしています笑。
今までは隙間時間にやることを詰め込んでいましたが、時間がたっぷりある現在はこんなことを考えています。
もともと計画好きなので、
中期計画を立てたり、自分軸手帳の24時間の棚卸しワークで時間割を立てて試行錯誤してみたり…
「新しいわたし」の操縦方法=自分はどう生きたいのか?を探るのがとっても楽しいです。
自分軸のある主体的な人生を楽しもう
わたしは手帳が大好きです。
手帳を使って人生を味わい、自分色の人生を描いていく皆さんが大好きです。
手帳に導かれる旅を、これからもご一緒したいです。
自分軸手帳を支えてくれる仲間と
自分軸手帳を愛してくださる皆様に大きな感謝を込めて。
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