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住む場所について

写真はいつもの散歩コースから見える景色。
息子を保育園に送った後に1人でふらっと行くこともあれば、休日に家族で行くことも。
6年前、マンションの内覧後に初めて見て以来ずっと、この景色の虜だ。

今住んでいる場所には、不思議と昔からご縁があった。
実家から割と近くだったこともあり、高校生ぐらいの頃から母と用事でたまに来ていた。素敵な住宅街だなと思っていたし、駅前のカフェやレストランも好きだった。
いま住んでいるマンションに至っては、いつかこんなところに住めたらいいなぁとなんとなくの憧れを持っていた。

私は住む場所は大事、と常々思っている。
自分や家族が根を下ろす場所だから、大げさではなく、住む場所によって人生が左右されることもあると思う。
私にとってそれは、都心であれば良いとか、高級住宅地であれば良いとか、駅近であれば良いとかそんな話ではなく、一言で言えば「気が良い場所かどうか」だ。
だから人によって感じ方はさまざま。それが夫婦でピッタリと合っていたことは幸運だ。
実際に私たち自身、この場所に住んでいたからこそ巡り合ったご縁が多く、人生がステップアップするチャンスに繋がっていった。

ただ、最近夫と話している。
この場所に執着しないようにしようね、と。
愛着があるし大好きだけど、でも他の場所とのご縁があったりチャンスが回って来た時には、執着せずにパッと手放して移り住んで行く、それぐらいの気持ちでいたい。

平凡な毎日を愛しつつ、執着しない。
難しいけれど、せめて意識だけでも。

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