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幼稚園 運動会と、普通クラス への編入

こんにちは(^^

今日は、発達障害の長男 T が、幼稚園 年少のころの様子を、思い出しながら綴ります。2004年 夏~です。

菩提寺の幼稚園。全園児で80名ほどの規模。そこの「障がい児クラス(当時の呼称)」に通い始めた T は、好意的な環境のなかで、様々なことを吸収していきました。当時、障がい児クラス の園児は、T を含めて2名です。

※「障がい児クラス、健常クラス」など、最近では使われない言葉ですが、あえて当時の呼称で記載しています。現在では「支援級、普通級」などの表現が一般的です。

6月には運動会。私は、役員の用事で幼稚園に出入りしています。教師に教えていただき、練習風景をみました。T は通常の 年少クラス の園児たちと一緒に、順番に走ったり競技に参加している様子が伺えました。嬉しかったです(^^

本番 当日は、ギャラリーが増えて驚いたのか、ほぼ先生に抱きついたまま...💦でしたが、ここぞの出番には、1人で走りきることが出来ました(^^ 親子競技にも、夫や私と参加。義両親や、実母も遠方から参観に来てくれています。

初 運動会までの短い期間で、先生方のご指導にすっかり驚き、とても感謝し感動していました。(^^

単語ベースですが、コミュニケーションが成立いること。他の園児たちや教師、そして幼稚園の活動を楽しんでいて興味があること...などが、T の発達を早めていたようです。

1学期末。個人懇談のときに、幼稚園側から突然、健常の年少クラスへ編入 の話を持ちかけられます。

他の園児と同じ環境の方が、T の発達を促せるのではないか...との見解で、T 本人もやっていける力がある、と仰ってくれました。急な話に驚きましたが、すごく嬉しくて...(涙)。喜んでお願いしました。(^^

2学期からは、通常の「年少組」の一員として園生活を始めています。その当時は15名。兄弟児の預かりの関係なのか、学齢が1つ下の子も混ざっています。

年少クラスの新しい担任から、ことばの教室 M先生へ宛てた「ことばの教室 連絡帳」8月末の記載には...

「友達との会話が成立し自然になり、自分から友達や教師と関わる姿、教師の指示を聞き行動出来るなど、たくさんの成長が見られた為、2学期から健常児クラスに編入になりました。

同じ色の名札を見つけると「おんなじ!」と教えてくれます。~中略~

話を聞く時間に我慢が出来ない場面がありますが、声掛けだけでなく、絵カードなども使ってみようと思います。よろしくお願いします。年少組 担任」...と書かれていました。

補助の教師を合わせても10名未満。住職の園長は「お花まつり」の他、普段でも袈裟を着たまま園内を楽しそうに歩き、園児に慕われていました。副園長先生は常に現場に立ち、行事や遠足では何枚もの写真に、T と一緒に写っています。

教師は、全ての園児の名前を覚えているようです。毎日の親子登園で、多くの保護者の顔も覚えていました。他学年の教師からも、笑顔でよく声をかけられます。歓迎されているように感じました。

親子共に、成長を温かく見守ってくれる幼稚園に出会えて、感謝の気持ちでいっぱいでした。(^^

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