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歯科通い、見通しを持たせること

こんにちは(^^

今日は、発達障害のある長男 T が4才ころ、歯科通いのスタートについて、思い出しながら綴ってみます。2004年~です。

T は幼稚園の年少です。毎日、隣居の義父母家へ立ち寄り、ジューC、粒グミ、ラムネ...を常食するような習慣づけになります(^^;。

私から何度、控えるようにお願いしても「 T が喜ぶから」と、義両親2人で目を細めながら話しては同じ結論に。T 用のお菓子を買いだめること自体が、義両親の楽しみの一つになっており、私からの説得は、既に不可能でした(涙)。

もともと義父は、甘々(笑)。義母は、ハミガキと虫歯にとてもうるさい人でしたが「子どもの虫歯は母親の責任」と言いきります。(← おい、と突っ込んでましたよ、笑)

幼稚園での歯科検診の結果、もちろん思わしくなく...(汗)。近隣で「障がい児 診療 OK」と表示のある、個人の小児歯科 診療所 通いをスタートしています。地域 歯科医師会の 障がい者歯科診療 でも活動されている方でした。

ディズニー系の装飾で統一された、かわいらしい待合室。白黒はっきりものを言う、小柄で美人な K 歯科医師。

「虫歯はねぇ、ほっといても治らないから。お母さん、まずは通い続けて、全て治療しましょう。その後も続けて通って、虫歯が無ければ、歯科は痛くない怖くない場所だよ、と学習させていきましょう。」と提案されています。

「お母さん、とにかく連れてきて下さい。あとは任せて!」と、対応には非常に慣れた感じでした。T の言葉の理解が、どこまでなのか慮るばかりではなく、ひとりの人間として「言葉」をかけては「治療」をすすめている様子でした。

初回は、診察室の場所に慣れ、口の中を医師が見られるところまでの練習。翌回からは、少しづつ治療へ進みます。

「ギャー!!!」と、かなり泣き叫ぶ声が、診察室から聞こえてきます...💦暴れて治療者も危ないらしく、初期の頃には「ネット」で抑えて良いか、との確認があり、了承しています。

数回目から、T は歯科をいやがりました💦 その頃に使っていた、手描きの「視覚支援」がこちらです。↓

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「はみがき」が歯科のことです。歯科が終われば、お楽しみの「ビデオ」を借りられるよ~と、ご褒美✨を織り交ぜています。

それでも最初の2回くらいは、歯科の玄関前で、本当に逃走されています...(涙)。予約を取り直すとき、医師も理解を示してくれていました。

なので、すぐスムーズに成功したわけではありませんが、歯科に通えた時には、毎回、裏切らないで「お楽しみの実行」を重ねていきます。お互いに確認し「無事に終われば、良いこともあるよ」を学習。

虫歯の治療 終了後にも、数回は通い続けて、そのたびに K 歯科医師や、歯科衛生士スタッフから、たくさん褒めちぎっていただき「虫歯が無ければ、痛くない怖くない場所なんだよ(^^」を学習していきました。

そのまま定期検診に、かかり続けています。虫歯は、小さなうちに治療...を習慣化。ハミガキ方法を何度も学習。それでも小学生までは、虫歯と治療を何度も繰り返しています。

小学の中学年頃には受け口になり、矯正歯科の治療を、同じ診療所内、別の専門医師でスタート。幼少期から歯科通いを習慣化していたことで、その後の治療も可能に育っていて、本人も私も、非常に助かりました。(^^

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