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自分の選択 展開された状況 再就職~結婚

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自分史②の後編です。これ以前の物語は電子書籍化しています。書き出すことで、自分がどう考え、何を望み、選んできたのか。時代背景を交えて振り返りました。
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2020年8月の記事一覧

新しい職場での仕事環境

こんにちは(^^ 今日は、転職先の職場のことを中心に、思い出しながら綴ります。1996年6月~の内容です。 パソコン通信で知り合っていた、土地家屋調査士の先生に呼んでいただき、再び都市(札幌)へ戻ります。 面接に伺うと... 「○○土地家屋調査士事務所」と「○○技研(株)」という、ダブル看板を掲げた、10名規模の小さな事務所でした。1階には、自然食品店の入った建物の2階です。 面接は、ご挨拶程度で済みました。「今、土地家屋調査士の連盟で、不動産 土地登記簿(公図)の

引っ越しと、プロポーズ

こんにちは(^^ 今日は、再就職したころ(1996年夏~)の、私の周辺環境について、思い出しながら綴ってみます。 まず、以前の職場や住まいとは、3つほど離れた区になりました。通勤を考えて、再就職した職場の近くに、住まいを探して引っ越しています。 新しい住まいは、エレベータ付き鉄筋アパートの4階、縦1LDK。地下鉄駅の中間地点のため、以前と同じ家賃で、倍ほど広くなりました。 見晴らしの良いベランダからは、幼稚園と広い園庭が見え、時々子ども達の声が聞こえてきます。初夏には

私の仕事と、彼の実家の雰囲気

こんにちは(^^ 今日は、仕事で法務局内の書庫に通っていたときのことと、その頃の私生活で彼の実家に伺った時の印象を、思い出しながら綴ります。1996~7年ころです。 当時、土地家屋調査士の事務所に所属、私は製図が仕事です。調査士の社長は、新しもの好きでコンピュータに詳しく、不動産 土地 登記簿(公図)のデータ化事業を、自ら提案と推進し、最初に受注しました。 その流れで私は、いくつかの法務局 土地 登記簿が膨大に並ぶ書庫に、出入りして作業するようになります。 データ化さ

結婚の準備をしていた頃のこと

こんにちは(^^ 今日は、結婚前のことと、結婚の準備のことを思い出しながら綴ってみます。1997年~前後の内容です。 プロポーズを受けたのが1996年の夏ころで、そこから「結婚って、どう進めるのかな?」と、2人して手探りが始まります。 そんな中、彼から「高卒になるんだね」と言われ「そっか」と気付き、ちょっと悔しかったので、1997年4月から通信制の短期大学に所属し、経営デザインコースの学習をスタートしています。 それから私は、製図が仕事でしたが、今後はCADかな?と常

社長の病死と、廃業までの記憶

こんにちは(^^ 今日は、結婚前に勤めていた職場の社長が亡くなった時のことを、思い出しながら綴ります。1997~8年にかけての冬~春です。 私のことを採用してくれた、土地家屋調査士の社長とは、パソコンのオフ会で知り合っています。 タイミングよく呼ばれ、採用していただき2シーズン目。私にとっては、仕事も人生も、再び軌道に乗りだし、感謝していたころです。 1997年秋、社長自身は体調が思わしくなかったようで、社長の母校の大学病院で検査を受け、そのまま入院してしまいます。