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推しはかる事≠理解

「貴方の苦しみはよく分かります」

大病院占領

このセリフにかなり違和感を覚えました。

現在進行中のドラマの中で心療内科医が放った言葉です。
これは脚本として、その後の展開上成り立つ為に設定されたのなら
納得できる発言だなと思いながら見ていました。

正直なところ人の心理というのは複雑で
占いでもわからないのは、その人の幼少期からの環境要因です。

何故、そのような考えに至るのか。

それらをじっくりと聞いてからではないと
簡単に気持ちがわかると答えてはいけない。
逆にそれがトリガーとなり、
自分の気持ちは誰にもわかってもらえないと、
どんどん殻にこもってしまいます。

ですので、自分以外の人間は全員他人だと思って接した方が
人間関係の悩みも多少減ると考えています。

わかってくれは全てに対して通用する距離感ではない。

自分は目の前のその人ではないし、その人にとっては自分ではない。

それらの距離感が、昨今だいぶ複雑で
スペースがどうなっているのか、どういう立ち位置なのか
SNSの普及、情報過多でもう頭のハードディスクは
パンパンな方が多い気がします。
特に真面目な方。

私自身も悩む事はありますが、事がことだけに
この人生の共有って、一生誰にもしてもらえないだろうな。

と思う事で大体の事は吹き飛びます。

いつも悩みの種は自分という人間との戦いのみになりました。

誰かに対して疑問など持っていたとしても
文句の矛先はその人に向かっているようで
合わせ鏡のように、自分はその様に振る舞っていないだろうかと
常に自問自答します。

文句の対象は自分なんです。

同じ双子でも微妙に違うのと同じで
まず、双子であるという時点で、クラスは同じになりません。
そうなると必然的に環境要因がそこから変わります。

生まれた瞬間から戸籍上では長女次女、長男次男と位置付けがあり
家庭によっては同じ歳の同じ時刻に生まれた二人、もしくはそれ以上の
人物に立ち位置を付けます。
そのほうが同時進行で進めなければならない育児に
重複が出ない利便性があるからです。(危機回避も同じく)

その様に、極めて近い遺伝子で生まれていたとしても
その後の環境要因がその人を形成している割合は高いのです。

ですので、最近の私の動画が長くなったのは
全ての方にできるだけ拾ってもらえるワードを増やした結果であり
それでも、道が見えなかったりする。

それが考える葦である人間なのかと思っています。

パッと見てすぐ答え出るこの現代において
自分が自分という人間であり続ける唯一の道だと考えながら
過ごしています。


なんかそれっぽい事言ってますが、要は
参考書の答えをすぐ見るんじゃなくて、考える時間をもう少し
増やしても良くない?という考え方です。

Yoko

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